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第27回GSJシンポジウム「全国版自然由来重金属類データ整備に向けて」

第27回プログラム・講演要旨

12:30 受付開始
13:00-13:05 開会挨拶
13:05-13:45タイトル 自然由来特例区域の指定とバックグラウンド情報の重要性
発表者 西田道夫(株式会社エイチテック)
要旨  日本の自然由来特例区域の指定状況と、指定の対象となった特定有害物質、及び自然由来に係る区域の指定の実状を説明します。それに基づき自然由来の根拠となるバックグランド情報の整備の要望を話します。
13:45-14:25タイトル 建設工事における自然由来重金属等を含む岩石・土壌への対応と地質情報の活用について
発表者 田本修一(国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所)
要旨  建設工事で自然由来重金属等を含む岩石・土壌が発生した場合の国土交通省(主に北海道開発局)における直轄事業での対応と自然由来重金属等を含む地質情報データベースの活用方策について講演します。
14:25-15:00タイトル 表層土壌評価基本図の整備
発表者 川辺能成(産総研地圏資源環境研究部門地圏環境リスク研究グループ)
要旨  産総研では表層土壌中の重金属類の分布特性やリスク評価に関する情報を整備した表層土壌評価基本図を開発しており、これまで宮城県など5県について公開しています。今回はそれらの概要ならびにそれぞれの地域における重金属類分布の特徴について紹介します。
15:00-15:20 休憩
15:20-15:50タイトル 地圏環境リスク評価の応用-リニア中央新幹線沿線の地質特性-
発表者 原淳子(産総研地圏資源環境研究部門地圏環境リスク研究グループ)
要旨  リニア中央新幹線のトンネル掘削工事では大量の建設残土中が発生すると見込まれています。ここでは、沿線の残土中重重金属類問題を例として、既存情報および概要調査を活用した事前のリスク評価手法および評価結果を紹介します。
15:50-16:10タイトル 研究情報から行政情報としての自然由来重金属類基盤情報整備
発表者 永井裕司(経産省鉱山火薬監理官付)
要旨  重金属の環境影響評価を検討する上で、元鉱山の性状(バックグラウンデータ)、環境モニタリングデータの蓄積、環境影響シミュレーションによる効果検証を整備することによって、科学的知見、データに基づく安全性の確認が可能となります。我が国の重金属類環境リスク情報の利活用のためのプラットホームを整備することは、休廃止鉱山の長期的な環境管理に大きく貢献するのみならず、重金属を含む建設残土の取扱いなど他分野での研究成果利用、地域環境保全、国土保全の管理ツール、更に海外での利用に副次的に波及することが期待されています。
 今後、休廃止鉱山のグリーンレメディエーション(元山回帰)を促進するために、現在、産総研が中心となって進められている重金属環境リスク情報の整備・提供が重要になってきます。
16:10-16:50タイトル リスク情報の利活用の可能性
発表者 坂下哲也(日本情報経済社会推進協会)
要旨  ビッグデータ、IoT、AIと言った文脈の中で、産業界ではデータ利用の活発化の機運が見られます。また、パーソナルデータについても個人情報保護法が改正され、匿名加工情報が法定されたことによる利用検討も進んでいます。更に、官民データ活用推進基本法の制定によって、都道府県は地域の活性化等のためデータ公開の計画・実施を推進することになっています。データ利用は、従来、そのデータが持っている意味合いではない価値に光を当てることによって促進されます。本日は、重金属等のリスク情報として利用されているものについて、異分野等での利用で価値が高まる可能性について、事例を交えて解説します。
16:50-17:10 総合討論
17:10-17:20 閉会挨拶