第19回

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 第19回「社会ニーズに応える地質地盤情報 -都市平野部の地質地盤情報をめぐる最新の動向-」

開催趣旨

人口が密集し産業活動が活発な都市平野部において、その基盤となる地質地盤情報は安全・安心な社会活動にとって必須です。本シンポジウムでは、平野部の地質地盤研究の重要性を紹介するとともに、液状化現象、地形・地質・地盤情報の統合化、ボーリングデータの整備・活用に関する最新動向を報告し、社会ニーズに応える地質地盤情報について議論します。また、地質地盤情報に関するビジネス展開のデモンストレーションも合わせて行います。

開催概要
タイトル 地質調査総合センター第19回シンポジウム
社会ニーズに応える地質地盤情報
-都市平野部の地質地盤情報をめぐる最新の動向-
日時 2012年1月31日(火) 13:00〜17:20
会場 日本大学文理学部百周年記念館→<アクセス>
主催 独立行政法人産業技術総合研究所地質調査総合センター
日本大学文理学部自然科学研究所
産業技術連携推進会議知的基盤部会地質地盤情報分科会
地質地盤情報協議会
社団法人全国地質調査業協会連合会
参加費 無料
事前参加登録 締切りました。当日参加も可能ですので、直接会場へお越し下さい。
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締切りました。

 
第1部 (13:00–14:40)司会:古宇田亮一(産業技術総合研究所)
13:00–13:15 開会挨拶

山﨑正和(産業技術総合研究所理事・地質分野研究統括)

13:15–14:15 記念講演
「平野部の地盤研究とその課題」

遠藤邦彦(日本大学教授)

14:15–14:40 講演
「地質地盤情報協議会の活動総括と産技連における今後の活動方針」

栗本史雄(地質地盤情報分科会・地質地盤情報協議会)

地質地盤情報協議会は、平成18 年の設立以来、地質地盤情報の整備、公開、共有化について議論を行ってきた。また、地質地盤情報分科会は産技連知的基盤部会に所属し、情報整備と地質地盤モデルの技術開発について検討を行ってきた。両者のこれまでの活動を紹介し、今後の課題を述べる。

-----------デモンストレーション(14:40–15:10)-----------
 
第2部 (15:10–17:20)司会:木村克己(産業技術総合研究所)
15:10–15:40 講演
「地震時の液状化―流動化現象および地波現象とその実態」

風岡修(千葉県環境研究センター)
1987年千葉県東方沖地震以来行ってきた、液状化-流動化現象(液状化現象だけではない)および地波現象のメカニズム解明例の紹介と2011年東北地方太平洋沖地震時の液状化-流動化現象・地波現象の概要について述べる。

15:40–16:10 講演
「地形・地質情報図の標準化と地盤情報との総合化」
尾崎正紀(産業技術総合研究所地質情報研究部門)

地形・地質情報図は、標準化と地盤情報との総合化により、地盤情報に的確な時空間モデルを与えるだけでなく、国民の地盤情報への理解を助ける。地形・地質情報図の地形-地質の密接性の標準化や地盤情報を正確に反映させるための区分設定、都市部の地質図情報整備に向けた新たな取り組みについて述べる。
16:10–16:40 講演
「地盤情報を有効活用した高知「ユビキタス(防災立国)」実証事業」

中田文雄(全国地質調査業協会連合会情報化委員会)

国土交通省、高知県と高知市からボーリングデータの提供を受け、XML化してWeb公開する一方、高知市内中心部の6次メッシュ地盤モデルをXMLで構築し、想定南海地震の地震応答解析を行って結果をWeb公開した。
16:40–17:10 総合討論
17:10–17:20 閉会挨拶「地質地盤情報の法整備を目指して-現状と今後の展開-」

佃栄吉(産業技術総合研究所地質分野副研究統括)

 
18:00–20:00 懇親会(カフェテリア秋桜文理学部内 3号館1階)

 
「OYOが提供する地盤の情報提供サービス"OYO Navi"」
嶋尾敏郎(応用地質株式会社データベース事業部)
東北地方太平洋沖地震での液状化被害や台風12号での土砂災害等、地盤と災害には密接な関係があるため、地盤リスクを事前に把握することは非常に重要である。「OYO NAVi」は、液状化や地盤沈下等の地盤リスクを事前に把握し、安全・安心な土地活用、各種鑑定・評価を行うための地盤情報提供サービスであり、そのサービス内容や方法について紹介する。
OYO Navi: http://www.oyonavi.com/
「住環境の地質・地盤情報と携帯ジオ情報」
榎本義一(株式会社ジオネット・オンライン)
(株)ジオネット・オンラインでは、地質・地盤情報を専門家だけではなく、一般の人たちに身近で防災面でも重要な「足下」の情報として、「住環境サステナブルレポート」として提供しています。本レポートは、簡潔でわかりやすいため、一般の個人から多分野の企業まで利用価値の高いものです。同様に、携帯ジオ情報でも地質・地盤情報から地域の情報までを身近な「ジオ情報」として提供しています。
「地質データ活用ソフトウェアGEORAMAとクラウド環境の取り組み」
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社科学システム事業部社会基盤営業部
地質データを有効活用するためには、地質データを整理管理して蓄えて行く必要がある。一方、近年クラウド環境の利用がIT分野では非常にホットであり、クラウド環境の利用により効果的な地質データ活用の可能性が広がっている。今回は、GEORAMAの最新版の紹介と同時にCTCが取り組んでいる最新クラウド環境を紹介する。
GEORAMA: http://www.engineering-eye.com/GEORAMA_CIVIL3D/index.html
クラウド: http://www.ctc-g.co.jp/solutions/cloud/index.html
「三次元統合化システムによるボーリングデータの公開と地下地質情報の統合化」
木村克己(産業技術総合研究所)、根本達也(大阪市立大)、大井昌弘(防災科研)、花島裕樹(筑波大学)
三次元統合化システムは、ボーリングデータと地質情報を統合的に表示・可視化し、ボーリングデータの解析機能を有するWEB公開システムです。そして、同システムは、ボーリングデータ公開のポータルサイトとして公開されている防災科研のジオ・ステーションと連携して、ボーリングデータの公開・利活用の一翼をになっているところです。これらのシステムの概要をデモにて紹介します。
「地盤情報の活用ー地圏熱エネルギー利用を考慮した地下水管理手法の開発への適用ー」
竹村貴人(日本大学文理学部)、小松登志子(埼玉大)、濱本昌一郎(埼玉大)、
大西純一(埼玉大)、斎藤広隆(東京農工大)、船引彩子(日本大学文理学部)
都市のヒートアイランドの影響で、浅層での地下水温度が上昇する逆転現象が起きており、局所的に地圏熱環境は変化している。さらにGHPやGSSシステムの実用化や帯水層の蓄熱装置としての利用が進めば、地圏熱環境のかく乱にはより進むことが予想される。地圏環境への局所的な熱負荷が地圏における物質・熱循環および微生物動態に及ぼす影響を把握するための地盤情報の活用事例を報告する。
「G-Space I (Web-GIS基盤システム&地質・地盤データベース) を利用したビジネス展開の事例」
平野あや (アサヒ地水探査株式会社)
G-Space I( Web-GIS 基盤システム&地質・地盤データベース) の紹介。
  1. G-Space I データサービスサイト
  2. 住宅地盤調査・地質調査・不動産評価・災害リスク・土壌汚染調査業務等を行っている、多くの企業様にご活用頂いている地質・地盤情報の Web-GIS データベースサービス
  3. G-Space I サイトのカスタマイズ、サーバー構築
  4. サーバー構築型のカスタマイズの他、G-Space I データサービスサイトに独自レイヤーを追加できるクラウドサービスを開始
  5. 不動産分野 (不動産価格算定時) における地質・地盤情報の活用事例
  6. 不動産 (J-REIT) 投資家向け取引事例図作成ASPサービス「JAPAN-REIT COMPS」と連携