国内連携活動

地質調査総合センターの国内連携活動

   産業技術総合研究所では、研究開発成果の技術移転を進め、新産業の創成と知的基盤の構築に貢献することを目的として、共同研究・受託研究・技術研修などの連携活動を積極的に推進しています。活動の推進にあたっては、対外的なネットワークの構築等、サポート体制の充実を図っています。

   「地質の調査」分野でも、野外における地質調査技術、物理探査技術、あるいは地質試料の化学分析技術など、旧地質調査所から長い年月にわたって、そのノウハウを蓄積してきており、地質調査業界をはじめ関連業界との共同研究の推進、技術研修の需要に対する対応を図っています。また、地質調査総合センターの主要な研究成果の一つである地球科学図類は、国土の基本的な財産目録として、国や地方自治体による国土の利用・保全、自然災害対策、地質環境管理、資源開発など、様々な分野で利用されています。

 地質調査総合センターでは、産業界・大学・
地域等との連携活動を進めています。
 地質調査総合センターは、国内連携活動
推進のため、各種委員会の事務局や国内
代表組織を担当しています。
 地質調査総合センターでは、研究成果の普
及と最新動向の紹介し、研究の方向性や目
標に対して様々な立場の方からのご意見を
頂くため、定期的にGSJシンポジウムを開催
しています。
 地質調査総合センターでは、地質に関す
る国際的な問題の解決を主導するため、
国際シンポジウムを主催しています。
 地質調査総合センターでは、産業技術連
携会議の知的基盤部会において地質関連
分科会の合同研究会を主催しています。
 地質情報展は、「地質」を身近に感じて
いただくため、開催地域周辺の地質や最新
の地質学の成果、地震・津波・地盤災害等
のしくみを、わかりやすく体験的に“展示・
解説”するイベントを開催しています。