新燃岳2008年

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霧島山新燃岳2008年噴火

2008年8月29日開設
2008年9月10日更新

産総研地質調査総合センターによる調査結果

二酸化硫黄ガス放出量測定 (9月1-2日)

9月1-2日に火山ガス調査を行いました。二酸化硫黄放出量は約50トン/日。

噴出量の推定

8月22日噴火により新燃岳火口の外に噴出した噴出物は約20万トン。

現地調査 (9月1-2日)

9月1-2日火山灰の分布調査・火山ガス調査等を行いました。新燃岳山頂付近の遠望観察を行ったほか、新燃岳北東約2〜11km地点で火山灰分布調査を行いました。

8月22日噴出火山灰の観察結果

8月22日火山灰は、主に既存の山体を構成する岩片からなる。これらの岩片はさまざまな程度に熱水変質を受けており、火山灰の細粒部には熱水変質鉱物が特徴的に含まれる。なお、新鮮なガラス質岩片がごく少量伴なわれる。

霧島火山に関する産総研の地質情報

地質情報データベース の中の関連情報

活火山データベース / 霧島火山地質図

日本の第四紀火山 / 霧島山

    (「日本の第四紀火山」と「活火山データベース」は統合されました。)

外部リンク

東京大学地震研究所

2008年 新燃岳(霧島火山群)の噴火について

霧島市役所

霧島山に関する規制状況

 

地質調査総合センター
産業技術総合研究所