2004年10月23日新潟県中越地震に対する産総研地質調査総合センター(産総研の地質関連部門の総称)の対応状況

(2004年11月15日17時現在)

11月14日(日)
午前:粟田が現地調査に出発。残留していた関口と合流し、JR上越本線中山トンネルの合同調査団に参加。同トンネル内の調査を行なった。
午後:12:20に中山トンネルから退出後、和南トンネル上部の段丘面上及び中山トンネル上部の地すべり地形上を調査し、帰庁。
11月13日(土)
午前:旧堀之内町新道島地区、川口町田麦山地区で建物被害の全戸調査を行なった。
午後:川口町田麦山地区及び川口地区(8割程度)で建物被害の全戸調査を行なった。吉見は帰庁、関口は現地残留。
11月12日(金)
午前:関口・吉見が建造物被害の調査に出発。長岡市六日市町で建物被害の全戸調査を行った.
午後:川口町武道窪及び和南津において建物被害の全戸調査及び新幹線橋脚の被害を調査。
11月11日(木)
午前:丸山・伏島・松浦は旧小出町の六日町盆地西縁断層付近を調査。
午後:午前に引き続き旧小出町付近の六日町盆地西縁断層沿いを調査した後、帰庁。
11月10日(水)
午前:5日までの第1弾調査の補完と今後の調査計画立案のための予察的な調査として、第2弾の調査を実施(〜14日まで)。粟田・吉岡以下5名が地震断層の調査に出発。旧堀之内町田川地区〜下島地区を調査。
午後:下島地区からさらに西へ進み、和奈津トンネルから川口町にあるJRの鉄橋付近までを調査。粟田・吉岡は帰庁、丸山・伏島・松浦は現地残留。
11月 5日(金)
調査班全員で旧広神村小平尾西方の茂沢付近を調査後、水野・松浦・井村班は小平尾の西方、屋柄川上流を調査。丸山・伏島班は旧小出町の六日町盆地西縁断層沿いを調査。
午後:水野・松浦・井村班は旧堀之内町の田川、下島付近を調査。丸山・伏島班は引き続き旧小出町六日町盆地西縁断層沿いを調査。水野・井村は越後湯沢駅より、丸山・伏島・松浦は関越道経由で帰庁。
調査班の帰庁をもって、初動の緊急体制を解除。
11月 4日(木)
水野・松浦・井村班は小平尾断層道光高原ゴルフ場付近を調査。丸山・伏島班は六日町盆地西縁断層付近を調査後、下倉付近を調査。8時57分頃のM5.2の余震については、特に危険はなかったとのことを確認。
午後:2班合同して旧堀之内町の田川地区周辺を調査した。
11月 3日(水)
国松班は全員(国松・吉見・宮地・竿本・吉田)越路町西野付近の液状化の調査後、長岡市の中央図書館で古地図等の資料収集を行った。水野班(水野・松浦・井村)は広神村吉原付近(小平尾の南西)を調査。丸山班(丸山・伏島)は広神村小平尾集落付近の調査。
午後:国松班は長岡ICより磐越道経由で帰庁。水野班は小平尾断層南西部の上原高原から道光高原の手前までを調査。丸山班は小平尾集落付近をさらに詳細に調査後、小庭名地区で消雪パイプの変形を再計測。
11月 2日(火)
第4班として丸山・松浦・伏島が調査に出発(関越道経由)。越後湯沢で大阪センター水野、鹿児島大井村と合流し、現地へ入った。
国松・竿本・宮地班は長岡市川袋町の調査、吉見・吉田班は川口町南部の田麦山付近を調査後、十日町・旧堀之内町付近を調査。
午後:国松・竿本・宮地班は引き続き長岡市川袋町の調査、吉見・吉田班は長岡市悠久山付近の調査を行う。第4班も2つに分かれ、水野・松浦・井村班は、小平尾西方の吉原付近を調査。丸山・伏島班は小平尾の消雪パイプの短縮を再計測した。
11月 1日(月)
川口町和南津付近を調査(新幹線橋脚など)し、川口町市街を調査。
午後:吉見・吉田班と国松・竿本・宮地班の2班に分かれた。吉見班は小平尾断層付近から旧小出町、旧堀之内町の田河川沿いを調査。国松班は長岡市六日市町付近を調査の後、小千谷市付近の被害状況を調査。
10月31日(日)
午前:合同班を2つに分け、国松・木村・竿本は長岡市西野(渋海川沿い)で液状化痕跡の調査。吉見・小松原・吉田は六日町の建物被害を調査後、新幹線の橋脚被害を調査。
午後:2班合流し、小千谷市付近の液状化のマッピング、スケッチ等の記録とり、サンプリングなどを行なう。調査終了後、木村・小松原は越後湯沢駅から新幹線等により帰庁。宮地が合流し調査班は5名体制。
10月30日(土)
早朝:国松班(国松・吉田・竿本)調査に出発。磐越道経由で新潟に入り、長岡IC付近で木村班と合流。
10:30:木村班、小千谷市岩野にて信濃川左岸の液状化調査、小千谷市六日市町信濃川の右岸にて建物の被害分布の調査。
13:00頃:木村班・国松班合流。長岡市東部山麓付近の斜面崩壊等を調査。
10月29日(金)
木村班調査開始。宮地に代わり、小松原合流。調査班は、木村・小松原・吉見の編成。
新潟県中越地震緊急調査の第3回ミーティング開催。30日より11月3日までの予定で第3班、国松(地盤防災工学研究チーム長)他2名の派遣を確認し、第4班として活断層調査の第2陣を派遣することを決定。
10月28日(木)
木村以下3名(木村・宮地・吉見)が、10月31日(日)までの予定で調査に出発。
粟田以下3名(粟田・石山・丸山)が、六日町から関越道経由でつくばに戻る。
10月27日(水)
調査班、信濃川左岸沿いに調査開始。
10:40頃:新潟県広神村他で震度6弱の地震
10:50頃:調査班と連絡をとり安全を確認。小千谷市片貝地区を調査中で、震度5程度の揺れを感じたが特に問題はなかった。
10月26日(火)
調査班4名(粟田,石山,丸山,小松原)が三条から会津経由で、小平尾断層へ向かい、簡易測量や亀裂の延長を確認する作業を実施。
新潟県中越地震緊急調査の第2回ミーティング開催。第2陣の調査班として木村(都市地質研究グループ長)他2名の派遣を決定。
10月25日(月)
粟田以下3名(粟田・石山・丸山)が、10月28日(木)までの予定で調査に出発。
磐越道経由で、新潟着。産総研大阪センターの小松原が調査に合流。
午後、粟田は共同通信のヘリに搭乗し、信濃川沿いと山古志村周辺を空から観察.残り3名は、主に断層変位の有無と地盤の変状について長岡方面から調査開始。
地質調査総合センターHPに活断層研究センター「2004年10月23日新潟県中越地震速報」ページ掲載。
10月24日(日)
杉山副本部長が、推本臨時会に出席。産総研からの資料を提出。
活断層研究センターで緊急調査・体制の検討会議開催。第1陣の調査班として粟田(断層活動モデル研究チーム長)他2名の派遣を決定。
活断層研究センターの吉岡(活断層調査研究チーム長)がフジテレビによる番組のインタビュー形式の取材を受ける。(明朝の「とくだね!」で放送)。
10月23日(土)
17:56頃:新潟県中越地方を震源とする地震発生。新潟県小千谷市で震度6強を観測。
18:12頃:小千谷市で再び震度6強の地震。
18:34頃:新潟県十日町市で震度6強の地震。
地質調査総合センター内に「緊急地震調査本部」(本部長、佃研究コーディネータ)設置。
活断層研究センターを中心に、地質情報研究部門、地質調査情報センターにより関連資料・情報の収集・解析を開始。
19:46:小千谷市で震度6弱の地震
杉山副本部長(地震調査研究推進本部地震調査委員会委員)が推本事務局から臨時会開催の連絡を受ける。
地質調査総合センター地震研究情報HPに「2004年10月23日 新潟県中越地震情報」ページ掲載。