地質の日とは

   私たちの住んでいる大地は、地層、岩石、土壌などできています。これらの性質のことを「地質」と呼びます。地質とは、まさに大地の性質 = Quality of Earth のことです。

   地質はエネルギーやさまざまな素材の基となる鉱産資源、温泉や美しい景観など私たちに豊かな恵みを与えてくれます。また、構造物の建設、地下空間利用や、廃棄物処理などの環境面でも地質は重要な役割を果たします。しかし一方で、地質は、地震、火山噴火、斜面崩壊などによって大きな災害をもたらすこともあります。

   このように、「地質」は、人間社会と深く関わっていますが、「地質」の重要性や、地質に携わる人々の活動は、一般には、ほとんど知られていません。

   一般の人々が、地質をより身近に感じ、理解できることによって、安全・安心で豊かな暮らしが確保できるとともに、地球や環境を大切にすることにもつながります。

   地質の日は、この地質への理解を推進する日として、制定されました。さまざまなイベントや日常の活動を通じて、地質をより身近に感じて下さい。

地質の日の由来

   5月10日は、明治9(1876)年、ライマンらによって日本で初めて広域的な地質図、200万分の1「日本蝦夷地質要略之図」が作成された日です。

   また、明治11(1878)年のこの日は、地質の調査を扱う組織(内務省地理局地質課)が定められた日でもあります。

地質の日記念行事

   毎年5月10日を中心に、「地質の日」を記念した講演会や野外観察会などのイベントを全国の博物館や大学など研究機関で行っています。みなさまのご参加をお待ちしています。

   地質の日は、 2007年3月13日に、地質関係の組織・学会が発起人*1となって定められました。今後「地質の日」事業推進委員会*2が「地質の日」を広めていきます。

*1 発起人: 日本地質学会、日本応用地質学会、日本情報地質学会、日本古生物学会、資源地質学会、(独)産総研地質調査総合センター、北海道立地質研究所、神奈川県立生命の星・地球博物館、(社)全国地質調査業協会連合会、(NPO)地質情報整備・活用機構 (順不同・2007年)

*2 事業推進委員会: 日本地質学会、日本応用地質学会、日本情報地質学会、日本古生物学会、資源地質学会、日本堆積学会、日本第四紀学会、日本鉱物科学会、(国研)産総研地質調査総合センター、日本科学未来館、(地独)道総研立地質研究所、神奈川県立生命の星・地球博物館、(社)全国地質調査業協会連合会、(公社)東京地学協会、(NPO)地質情報整備・活用機構、国立科学博物館、全国科学博物館協議会、日本鉱物科学会、(NPO)日本ジオパークネットワーク (順不同)(2015年4月現在)

地質の日事業推進委員会事務局: 国立研究開発法人産業技術総合研究所地質調査総合センター
E-mail:geologyday-jimu-ml(at)aist.go.jp
(at)を @ に置き換えてください。

電話:029-861-3540  FAX:029-861-3746