2021年

~「大地の骨格を伝える地質図」のパネル展示を開催します~

~「大地の骨格を伝える地質図」のパネル展示を開催します~

 私たちが普段暮らしている地面は、地層や岩石などでできており、その性質や状態のことを「地質」といいます。これを調査し、地図にした地質図などは、防災やインフラ整備などの様々な用途で活用されています。
 地質図をより身近に感じていただくため、「地質の日」に合わせて、経済産業省本館1階ロビーにおいて、地質図の作り方とその活用に関する展示を行います。

1.5月10日「地質の日」の由来

 明治9年(1876年)5月10日に日本で初めて広域的な地質図として 「日本(にほん)蝦夷(えぞ)地質(ちしつ)要略(ようりゃく)之図(のず) 」(200万分の1)が作成されたこと、明治11年(1878年)5月10日に地質の調査を扱う組織(内務省地理局地質課)が定められたことに由来して、平成19年(2007年)に「地質の日」が制定されました。

2.地質の調査に関する取組

 国立研究開発法人産業技術総合研究所地質調査総合センター(GSJ)は、139 年にわたり、各種地質図やデータベースなどの地質情報を整備しウェブサイト等で公開しています。

3.展示の概要

(1) 期間:令和 3年 5月 6日(木)~令和 3年 5月 21日(金)

(2) 場所:経済産業省本館1階ロビー(正面玄関側)

(3) 内容:「大地の骨格を伝える地質図」

地質図の作り方、地質図の意味と意義、地質図の活用とその将来を、動画とパネルでわかりやすく紹介します。

展示パネル

「大地の骨格を伝える地質図」

「大地の骨格を伝える地質図」のPDFファイルはこちらからダウンロードできます(8MB)。
本パネルは、CC BY-ND適用(政府標準利用規約2.0適用外)です。PDFファイルを更新しました(2021.05.26)。

展示動画

動画はyoutubeへのリンクです。音が出ますので音量にご注意下さい。

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様々な地質図を以下のサイトからご覧頂けます

産総研地質調査総合センターの地質図類や活断層・第四紀火山等の数多くの地質情報と他機関の地質関連情報を地図上で重ね合わせ表示できるサイトです。

地質調査総合センターの研究成果を発信するデータベースのリンク集です。地球科学に関する様々な情報をご利用いただけます (上記の「地質図Navi」もこの一部です)。展示パネルの「旅行のお供に」にある鉄道地質も地質図Naviで表示できます(表示例)。

展示パネルの技術的内容についてのお問い合わせ先
国立研究開発法人 産業技術総合研究所地質調査総合センター
  担当者:渡辺、後藤、細井
  電話:029-861-3540(直通)