2015年

~今年は地質情報を身近に知ってもらうパネル展示を開催します~

私たちの住んでいる大地は、地層、岩石などでできています。これらの性質のことを「地質」と呼んでおり地質情報は、地質図やデータベースなどとして活用されています。経済産業省では、「地質の日」に合わせて、地質情報をより身近に感じていただくため、地質情報閲覧システム「地質図 Navi」の紹介を中心に、経済産業省本館1階ロビーにおいてパネル展示を実施します。

1.5月10日「地質の日」の由来

 明治9年(1876年)5月10日に、日本で初めて広域的な地質図として「日本蝦夷地質要略之図」(200万分の1)が作成されたことに由来します。

2.地質の調査に関する取組

 経済産業省では、国立研究開発法人産業技術総合研究所地質調査総合センターにおいて約130年にわたって実施してきた地質調査の結果を、各種地質図やデータベースなどの地質情報としてウェブサイト等で公開しています。
 「地質情報」は、国土を理解するための最も基礎的な情報で、これを利用することによって、産業立地や公共工事、地域の防災計画やハザードマップなどの立案・検討、地質災害リスク評価などに、重要な役割を果たしています。
 また、石油・天然ガス、鉱物資源、地熱等の資源探査・開発、温泉や景観と言った地域の観光資源の開発及び農産物の好適地選択のための情報などにも使われています。

3.パネル展示の概要

(1) 期間:平成27年5月7日(木)~平成27年5月29日(金)

(2) 場所:経済産業省本館1階ロビー(正面玄関側)

(3) 内容:

①「地質の日」の紹介

「地質の日」紹介5月10日が「地質の日」とされた由来や日本各地のイベント情報を紹介します(パネルにあるQRコードを読み込むとイベント情報が分かります。)

  • 「地質の日」の紹介のパネルのPDFファイルはこちらからダウンロードできます.(3.4MB)

②「地質とその活利用」の紹介

「地質とその活利用」の紹介「地質」とは何か、「地質」がもたらすもの、「地質」が日々の生活に密接に関わっている様子などを紹介します。

  • 「地質とその活利用」の紹介のPDFファイルはこちらからダウンロードできます.(21.3MB)

③「地質図Navi」(地質情報閲覧システム)の紹介

「地質」を活用するためのツール「地質図 Navi」を紹介します(パネルにあるQRコードを読み込むことで、パネルを見ながら「地質図 Navi」が使えます)。

「地質図 Navi」へのリンクはこちら

  • 「地質図Navi」(地質情報閲覧システム)の紹介のPDFファイルはこちらからダウンロードできます.(6.8MB)

本発表資料のお問い合わせ先
産業技術環境局知的基盤整備推進室長 早野
担当者:鹿嶋
電話:03-3501-1511(内線 3451~4)
03-3501-9279(直通)
経済産業省Webサイト「ニュースリリース」
http://www.meti.go.jp/press/2015/05/20150507002/20150507002.html

展示パネルの技術的内容についてのお問い合わせ先
国立研究開発法人 産業技術総合研究所地質調査総合センター
  担当者:斎藤、川邉
  電話:029-861-3540(直通)


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*パネルの利用について、「改変する行為(二次利用)」は不可です。使用するのは、「地質の日」の宣伝活動に限ります。

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