消防庁消防大学校消防研究センターとの連携・協力に関する協定を締結しました

2020. 5. 1


 国立研究開発法人産業技術総合研究所地質調査総合センター(以下、GSJ)は、消防庁消防大学校消防研究センター(以下、消防研究センター)と、2020年3月30日付で連携・協力に関する協定を締結しました。
 日本列島は、地震・火山活動のほか、近年、豪雨による斜面災害や河川の氾濫も多く発生しています。これら地質に関わる自然災害の軽減のためにも、GSJの有する地質学的知見を防災の現場へ普及することが求められていました。
 消防研究センターは、総合的な消防防災研究機関として、災害に立ち向かう消防を科学技術的側面から支援することを目的とし、豪雨などによる斜面災害、氾濫、地震・火山活動など自然災害に関わる研究・調査を実施しています。
 今回の協定により、地質に関わる災害時の調査に強い消防研究センターと、地質研究のナショナルセンターであるGSJが、地質災害時に迅速な緊急共同調査等を行う体制を構築したことで、地質災害の要因に素早く迫り、当該災害による被害の増大防止につながることが期待されます。


これまでの共同研究

斎藤 眞・川畑大作・佐藤大介・土志田正二・新井場公徳 (2015) 地質学雑誌,vol.121, p.339-346.
https://doi.org/10.5575/geosoc.2015.0022

土志田正二・新井場公徳・斎藤 眞・川畑大作 (2014) 日本地すべり学会誌,vol.51, p.256-259.
https://doi.org/10.3313/jls.51.256


関連情報

「平成26年8月20日に広島市で発生した土石流及び斜面崩壊の発生地に関する地質情報」
https://www.gsj.jp/hazards/landslide/20140820-hiroshima.html


斜面崩壊発生地での合同調査