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表紙

航空機から見た知多半島の地形と中部国際空港

航空機から見た知多半島の地形と中部国際空港  知多半島の中軸部はなだらかな丘陵からなり,臨海部には台地や沖積低地が分布する.丘陵は粘土層と砂層の互層からなる鮮新・更新統常滑層群からなり,そこから産出する粘土層は地元の陶磁器「常滑焼」の原料となっている.2005年2月に開港した中部国際空港は,常滑市沖合の1.5 kmの伊勢湾海上に人工島を造成して建設された.その水深は6〜7m程と浅く,盛り土の直下が基盤の東海層群となっている.

(写真・文:地質調査総合センター地質情報研究部門
七山  太)

目次

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タイトル / 著者PDF
表紙・目次・裏表紙 航空機から見た知多半島の地形と中部国際空港
(写真・文: 七山  太)
1.4MB
 
p.315-331 東西日本の地質学的境界【第十話】待ち構えていた難問 / 高橋雅紀 12.6MB
p. 332-337 外核の底を探る / 大滝壽樹 893KB
p. 338-344 校外学習の場としての地質標本館—入館者データから見た地学教育の現状と課題 / 森尻理恵・利光誠一・下川浩一・佐藤隆司・高橋  誠・酒井   彰 1.4MB
p. 345-347 第2回日中韓3ヶ国ジオサミット参加報告 / 山岡香子・内田利弘 1.7MB
p. 348 新刊紹介「街の中で見つかる『すごい石』」 775KB
p. 349 受賞・表彰 「地質情報研究部門の佐藤善輝氏が日本第四紀学会奨励賞を受賞」
受賞・表彰 「地質情報基盤センターの大和田朗氏が日本地質学会功労賞を受賞」
848KB