GSJ 地質ニュース
表紙
つくばセンター広場に用いられている『筑波山塊の花崗岩』
筑波研究学園都市のシンボル的存在であるつくばセンター広場の北西側には,筑波山塊北部に広く分布する稲田花崗岩(稲田石)とホルンフェルスの岩塊がダイナミックに配置されています.一方,隣接するノバホールの外壁やさくら大橋の欄干には,筑波山塊北西部に分布する加波山花崗岩(真壁石)が用いられています.これら『筑波山塊の花崗岩』は,その岩石学的特徴や文化的活用の歴史がIUGS(国際地質科学連合)から高く評価され,2024年7月,世界を代表するヘリテージストーン(天然石材遺産)の一つに認定されました.
(写真・文:杉原 薫 つくば市役所ジオパーク室/
筑波山地域ジオパーク推進協議会事務局)
目次
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頁 | タイトル / 著者 | |
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表紙・目次・裏表紙 | つくばセンター広場に用いられている『筑波山塊の花崗岩』 / 杉原 薫 | 2.7MB |
p.237-246 | IUGS Heritage Stonesと『筑波山塊の花崗岩』 / 杉原 薫 | 2.9MB |
p.247-248 | ネイチャーポジティブ技術実装研究センターについて / 今泉博之 | 511KB |
p.249-253 | 2024年度第3回地質調査研修(中級者向け)実施報告 / 利光誠一・宮崎一博 | 3.4MB |
p.254-261 | 産総研地質調査総合センターの地質調査研修のあゆみ / 利光誠一・斎藤 眞 | 1MB |
p.262-266 | CCOP 第60回年次総会・第83回管理理事会参加報告 / 内田洋平 | 929KB |
p.267-271 | 2024年度野外観察会「地層と化石の観察会—霞ヶ浦周辺の化石産地を訪ねて—」 / 中村由美・中島 礼・矢部 淳・兼子尚知・利光誠一・武井勇二郎・瀬口寛樹 |
4.2MB |
p.272-274 | 第41回GSJシンポジウム「デジタル技術で繋ぐ地質情報と防災対策〜活断層–火山–斜面災害–海洋地質〜」開催報告 / 石塚吉浩・三澤文慶・太田耕輔・宝田晋治・都井美穂・須田 好・田中裕一郎・藤原 治・阿部朋弥・岩橋くるみ・中村佳博 ・中村淳路 | 1.3MB |