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表紙

芥屋(けや)大門(おおと)に見られる柱状節理

芥屋の大門に見られる柱状節理 福岡県の糸島半島には白亜紀の糸島花崗閃緑岩が広く分布し,これに貫入・被覆する鮮新世のアルカリ玄武岩溶岩が点在する.福岡県糸島市志摩芥屋の海岸にはこのアルカリ玄武岩溶岩の露頭があり柱状節理が発達した特徴的な景観を作っている.崖の高さは約60 mである.岩体の海側には「芥屋の大門」と呼ばれる海食洞があり,波がとても穏やかな日は観光船で中に入ることができる.

(写真:小松原純子・ 文:小松原純子・村岡やよい /
産総研地質調査総合センター 地質情報研究部門)

目次

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タイトル / 著者PDF
表紙・目次・裏表紙 芥屋の大門に見られる柱状節理 / 小松原純子・村岡やよい 2.5MB
 
p.1-3 年頭のご挨拶 / 矢野雄策 4MB
p.4-8 知多半島から西三河平野にかけての活断層形状の解明-半地溝の盆地反転による知多半島の形成と1945 年三河地震の震源断層- / 宮川歩夢・阿部朋弥・住田達哉・大坪 誠 2MB
p.9-14 黎明期の北海道支所 -発掘された未公開写真から- / 中川 充 3.7MB
p.15-21 2020 年度地質調査研修報告:地質図作成未経験者向けプログラム / 利光誠一・柳沢幸夫・荒岡大輔・眞弓大介 4MB
p.22-24 新刊紹介 土砂動態学 ―山から深海底までの流砂・漂砂・生態系― 382KB