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日米天然資源会議(UJNR)

 UJNRとは、United States and Japan Conference on the Development and Utilization of Natural Resources(天然資源の開発利用に関する日米会議)の略称です。UJNRは、限りある天然資源の効率的な開発と保全を促進するため、日米二国間で関係分野における情報、技術資料、専門家の交換等を行うことを目的に、1964年に設立されました。現在18の部会がありますが、GSJは(1)海底調査専門部会、(2)地震調査専門部会の2つに参加しています。
 海底調査専門部会は1972年に設置され、海底調査、海図作成、海洋データ管理等に関する情報交換と人材交流を行っています。GSJの他、海上保安庁海洋情報部(代表)、JAMSTEC、東京大学大気海洋研究所、防衛省海上幕僚監部等が参加し、毎年日米交互に合同会議を開催しています。最近では、2018年1月にハワイ・ホノルル(第45回)で、また、2019年3月に東京(第46回)で開催されました。
 地震調査専門部会は1979年に設置され、2年毎に合同会議を開催しています。GSJの他、国土地理院(代表)、海上保安庁、気象庁、防災科研等が参加しています。最近では、2016年10月にカリフォルニア州ナパ(第11回)で、また、2018年10月に熊本(第12回)で合同会議が開催されました。