2017年度地質調査研修終了報告

 地質調査研修を11月6日~10日の4泊5日の日程で、島根県出雲市長尾鼻周辺(小伊津海岸)で行いました。講師は産総研の鹿野和彦と佐藤大介が務め、研修参加者4名は中新世の堆積岩と貫入岩を対象に、露頭の地層・岩石の観察、地質図を作成するための一連の基本的事項を以下のように5日間研修しました。

    • 11月6日:小伊津海岸の研修ルートを概査し、中期中新統の牛切層および貫入岩の岩相確認を行い、調査の基礎について学習。
    • 11月7日:牛切層の岩相と牛切層下位との境界の観察のほか、2人2班に別れて貫入岩分布調査をし、2班の調査データを合わせて貫入岩体の分布の作図。
    • 11月8日~9日: 2人2班で東西に別れて2日間かけて岩相分布調査を行い、そのデータをもとに研修ルート内の地層の連続性を確認して、地質図・地質柱状図の作図。
    • 11月10日:堆積岩類だけではなく、火山岩類についても多様な産状を観察。

最後の観察地点で参加証明書の授与を行い、本研修は終了しました。

本研修の実施にあたり、お世話になりました小伊津自治会、三津自治会および佐香コミュニティセンターの方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。

地質調査研修野外研修
地質調査研修座学

2017年度地質調査研修

※本研修は終了しました。

日程 11月6日(月)-10日(金)
研修場所 島根県出雲市長尾鼻周辺(小伊津海岸)
地質:中期中新世の牛切層の堆積岩など
研修内容 最近はルートマップを書いたことがあっても地質図を書いた経験のない方、岩石の見方に不安がある方など、地質調査の基本である踏査に関し、大学で充分な経験が積めなかった方もいらっしゃいます。この研修では、露頭の地層・岩石の観察ポイントからまとめまで、地質図を作成するための一連の基本的事項を5日間の研修で習得します。少人数でマンツーマンに近い形での研修で地質調査技術を学びます。
定員 定員 6名(締め切りました。)
講師 鹿野和彦博士
地質調査総合センターで、グリーンタフ地域を中心に数多くの地質図幅を作成し、火山岩にも精通した地質学の大家。地質調査総合センターを退職後、鹿児島大学教授を5年間務め、現在、地質調査総合センター客員研究員。

佐藤大介博士
産総研地質調査総合センター地質情報研究部門の新進気鋭の地質学者。赤穂コールドロンが有名になった5万分の1地質図幅「播州赤穂」の著者。
集合 出雲空港 11/6 12時
解散 出雲空港 11/10 16時
CPD 40単位 (40単位になるよう、夜も各日のまとめの指導を行います)
参加費 産総研コンソーシアム「地質人材育成コンソーシアム」に30口(1口2000円)の会費が必要です。
注意事項 お勤めの方は労災保険の対象となるよう職務として参加してください。
現地までの交通費と宿泊代(4泊)・食事代は参加者負担となります。素泊5000円台(税込)の宿を予定しています。
参加には別途傷害保険をおすすめします。
学生・院生の方で参加されたい場合は、別途お問い合わせください。
申し込み・
問い合わせ
training-gsj-ml(a)aist.go.jp ※(a) 部分を @ に置き換えて下さい。

※2017年9月28日の11時以前に送信されたメールのうち、エラーメッセージが返送されている場合があります。たいへん恐縮ですが、再度お送り頂くか、本ページ最上段のお問い合わせにご一報下さいますようお願いいたします。
主催 産総研コーソーシアム「地質人材育成コンソーシアム」
後援 国引きジオパーク推進協議会、島根大学くにびきジオパークプロジェクトセンター