新作地質図幅発表会

「地質図幅(ちしつずふく) -人の暮らしと自然を結ぶ基本情報-」

私たちの足下の地層・岩石のなりたちを知り,豊かで災いの少ない生活の実現へ

趣旨

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地質図(*1)は, 大地を構成する地層や岩石の空間的・時間的関係を地図上に表現したものです.地質図を見れば,私たちの足下の地層・岩石の種類と相互関係,それらができてからこれまでの履歴がわかり,それに基づいて今後の大地の変化を推定できます.これらは,地震・火山災害や土砂災害の軽減,環境汚染の基盤情報,資源開発,土木・建設事業など多くの人間活動の基本となり,豊かで災いの少ない生活の実現のために役立ちます.
この発表会は,産総研の基幹業務である「地質の調査(*2)」の中核をなす地質図幅(*3)(5万分の1地質図幅,20万分の1地質図幅)について,産総研第1期(2001.4-2005.3)の研究成果を集めたものです.
ぜひ,実際に地質図幅を見て頂いて,国土の基本情報としての地質図幅の重要性を理解して頂けたらと思います.
なお,下記の時間帯では,説明員として担当研究者が会場におりますので,なんなりとご質問ください:
1月26日(木)11:30-13:30,27日(金)11:30-14:00および16:30-17:30

概要

開催日 平成18年1月20日(金)~ 1月27日(金)(土日休み)
開場時間 9:00~17:00
会場 つくば市梅園1-1-1 中央第2 つくば本部情報技術共同研究棟1階ロビー
主催 独立行政法人産業技術総合研究所地質調査総合センター
参加費
説明員常駐 1月26日(木)11:30-13:30,27日(金)11:30-14:00および16:30-17:30

発表地質図幅

  • 20万分の1地質図幅 8編

「一関」, 「福島」, 「甲府」, 「豊橋及び伊良湖岬」, 「岡山及び丸亀」, 「熊本」, 「甑島及び黒島」, 「開聞岳及び黒島」

  • 5万分の1地質図幅 30編
北海道 「忠類」, 「浦河」
東北 「八甲田山」, 「十和田」, 「千廐」, 「綾里」, 「川前及び井出」, 「宮下」
関東甲信越 「三条」, 「須原」, 「戸隠」, 「大宮」, 「木更津」, 「富津」, 「白馬岳」
中部近畿 「珠洲岬、能登飯田及び宝立山」, 「西津」, 「近江八幡」, 「水口」, 「粉河」, 「京都西南部」, 「山崎」, 「高砂」, 「生野」
中国四国 「木次」, 「仙崎」
九州沖縄 「豊後杵築」, 「砥用」, 「開聞岳」, 「石垣島東北部」

【地質図カタログ】
http://www.gsj.jp/Map/index.html

*1 「地質図」:その作成は世界のほとんどの国で国家事業として位置づけられ,日本では産総研地質調査総合センター(GSJ)がその責任を負っています.また米国では,マスコミによく登場する米国地質調査所(USGS)がその責任を負っています.

*2 「地質の調査」:経済産業省設置法第4条二十六,産総研法第11条の二

*3 「地質図幅」(ちしつずふく):緯度経度で範囲を区切られた四角の地質図のことで,地質調査総合センターの作る地質情報の基本です. 「5万分の1地質図幅」は,すべて新たに調査・作成した研究成果の集大成で,その地域の地質を把握するためのスタンダードです.「20万分の1地質図幅」 はその地方の地質全体がわかるよう,数多くの先人の研究も含めて野外調査によって広域的にまとめたもので,作成には経験と能力が必要です.