地質標本館講演会

「巨大津波の痕跡を探る!!」

趣旨

演題:巨大津波の痕跡を探る!!

講師:七山太産総研地質情報研究部門主任研究員

皆さんは誕生石という言葉を耳にすると何を思い浮かべるでしょうか?普通はカットされた美しい石を用いた指輪やネックレスなどを想像するのではないでしょうか?
この講演会では地質学や鉱物学の立場に立って誕生石の素顔を紹介します.そして各誕生石の写真画像を多く用いながら,自然の中ではどのような状態で産出するのか,もともとの形はどのようなものであるのか,日本でもよいものがとれるのかなどについてお話したいと思います.

概要

日時 2005年2月5日(土) 13:30〜14:30
場所 地質標本館映像室
問い合わせ先 029-861-3750
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北海道霧多布湿原の遠景
この湿原の地下の泥炭層中に10層の津波痕跡が確認されました。
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2003年9月26日十勝沖地震津波による十勝大津港の被災状況 (豊頃町提供)。
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十勝海岸にみられる津波痕跡の露頭。
Ta-b(1667年に樽前火山から飛来した火山灰層)の直下のTs3(薄い砂利層)が17世紀の巨大津波痕跡と考えられています。
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霧多布湿原で確認された上位4層の津波痕跡。
このうち、Ts3が17世紀、Ts4が13世紀の巨大津波痕跡と考えられています。