地質調査総合センター研究資料集、 no. 534

岩石学的に有用ないくつかの変数のコンターマップ:
東北日本弧肘折火山噴出物の例.
Contour maps of some useful petrological parameters on P-T plane:
A case of Hijiori volcano, NE Japan.

宮城 磯治

Isoji MIAYGI

内容紹介:

Hijiori volcano (山形県大蔵村の肘折火山)は、 それまで火山体の存在しない場所で今から約1万2千年前に新たに活動を開始した 直径約2キロのカルデラである。 肘折火山のマグマ供給系を理解する目的で、 MELTSにより得られた岩石学的に有用な諸変数 (温度、圧力、鉱物やメルトの量や組成、メルトの粘性やフルイドの量、等)を、 温度・圧力平面上に約1000枚の等高線図で表現してハイパーテキストで相互リンクした。 これによりマグマの上昇や冷却に伴なう岩石学的変数の変化を定量的かつ直感的な把握が可能となった。

本文は→ こちらをご参照ください (index.html)

Pages: 1146, Graphs: 1146

受理日:2011年1月24日

引用例:

宮城 (2011) 岩石学的に有用ないくつかの変数のコンターマップ: 東北日本弧肘折火山噴出物の例. 地質調査総合センター研究資料集, no. 534,産総研地質調査総合センター.

Miaygi (2011) Contour maps of some useful petrological parameters on P-T plane: A case of Hijiori volcano, NE Japan. Open File Report of GSJ,no.534, Geological Survey of Japan, AIST.