地質調査総合センター研究資料集、 no. 465

デスモスチルス歌登標本 世界一の全身化石発見から30年

執筆:兼子尚知(地質情報研究部門・地質標本館)、監修:犬塚則久(東京大学),
写真提供:山口昇一(元地質調査所),
キャラクターデザイン:山口正秋(地質情報研究部門),
化石鑑定:中島 礼(地質情報研究部門)

内容紹介:

世界一といえる「デスモスチルス」の全身化石が、北海道歌登(うたのぼり)町(現 枝幸町)で発見されてから今秋で30年。今回、この標本をはじめて公開するとともに、謎の多いデスモスチルスの姿を復元した研究の成果を紹介します。
この資料は、地質標本館特別展示 「デスモスチルス歌登標本 世界一の全身化石発見から30年」(2007年9月26日~12月2日)の展示ポスター類をまとめたものです。 解像度を落とした画像が下記で見られます。

p.1 デスモスチルス歌登標本 世界一の全身化石発見から30年(表紙)
p.2 デスモスチルス歌登標本
p.3 デスモスチルス歌登標本の発掘
p.4 絶滅したほ乳類・デスモスチルスについて
p.5 デスモスチルスの謎
p.6 デスモスチルスの仲間・束柱目の進化
p.7 束柱目の化石がみつかるところ
p.8 デスモスチルスの復元:1 解剖学的手法
p.9 デスモスチルスの復元:2 側方型復元
p.10 第1標本の個体とデスモスチルスの暮らし
p.11 博物館にみる歌登標本
p.12 その他

頁数:12, CD-ROM:1

受理日:2008年1月30日

引用例:

兼子尚知(2007) デスモスチルス歌登標本 世界一の全身化石発見から30年, 地質調査総合センター研究資料集, no. 465, 産業技術総合研究所地質調査総合センター.