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地質ニュース 2003年10月号 No.590

表紙 |目次 | 口絵 | 本文 |

表紙

富士山・剣ヶ峯の三角点での重力測定
右に見えるのは、富士山頂、剣ヶ峯の三角点(3,775.6m)の標石である。左の測定器は、10”程度の水平誤差にも対応できる自動読み取り機能を備えたブリス重力計である。山岳地帯高所での測定もできるように、軽量化と堅牢性が図られている。測定結果によれば、三角点での値に換算した重力値は、973,865.38±0.05mGalで、周辺の平地に比べ900mGal程小さい。すなわちここに登れば、どなたも1、000分の1ほど体重は軽くなることになる。(写真と文:駒澤正夫)

目次   (134KB)

口絵

タイトル著者PDF
富士山ハザードマップ 荒牧重雄 (315KB)
冨士見十三州輿地全図 長岡正利 (345KB)
産業技術総合研究所における富士山の最近の調査研究例の紹介 須藤   茂・高田   亮・石塚吉浩・駒澤正夫 (612KB)

本文

タイトル著者PDF
特集:富士山 I
地質標本館と特別展   -富士山特別展の開催に寄せて- 青木正博 (198KB)
富士山ハザードマップについて 荒牧重雄 (1.2MB)
富士山とは 高田   亮 (529KB)
富士山はどんな活動をしてきたか?   -富士火山の活動史- 石塚吉浩・高田   亮・中野   俊・河村幸男・谷田部信郎 (1.1MB)
富士山の高さ 箱岩英一 (1.3MB)
富士山の降った雨水はどう流れるのか? 安原正也 (1.4MB)
富士山の低周波地震 鵜川元雄 (629KB)
重力測定による富士山の重量と内部構造 駒澤正夫 (1.1MB)
富士山の山体変動観測 須藤   茂・斎藤英二・渡辺和明 (2.2MB)
富士山   -その心象風景と古地図に見る表現- 長岡正利 (1.2MB)
富士山の見え方に拘わる   -見える限界の場所とダイヤモンド富士- 田代   博 (1.0MB)
書評   新編火山灰アトラス 須藤   茂 (195KB)
編集後記 須藤   茂 (169KB)