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活断層・古地震研究報告  第9号 (2009年)

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第9号表紙
裏表紙
第9号裏表紙

裏表紙 : 2008年岩手・宮城内陸地震以前の断層活動を示すトレンチ壁面 (岩手県一関市厳美町岡山地区)

岩手・宮城内陸地震に伴う地震断層のうち、岡山地区では、アスファルト舗装道路に西側上がり10cm程度、水平短縮20cm程度の座屈変形が認められた。その南の牧草地では河成段丘面に2〜3m東落ちの低断層崖が推定された。この低崖上を横切って掘削したトレンチには、段丘構成礫層とそれを覆う厚いローム層が西傾斜の逆断層により上下に約2m変位していた。詳細は、丸山ほか (19-54ページ) 参照。

第9号裏表紙