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活断層・古地震研究報告  第6号 (2006年)

表紙
第6号表紙
裏表紙
第6号裏表紙

表 紙 : 警固断層における地球物理学的調査

2005年3月20日に発生した福岡県西方沖地震 (Mj 7.0) の震源域は、玄界灘を北西-南東方向に延びていたが、その南東方延長には、警固断層 (長さ約22 km) が博多湾から福岡市を通って筑紫野市へ延びている。福岡県西方沖地震によって、警固断層の地震発生確率が高まったことが産総研によって指摘されている (産総研活断層研究センターのウエブサイトを参照)。地質調査総合センターでは、警固断層において、トレンチ掘削による古地震調査、浅層反射法調査や浅部応力測定による地球物理学的調査を行なった。本号には、P波、S波を使った極浅層反射法探査 (左側写真) の結果 (加野ほか、143-152ページ) 及びボーリング掘削直後の孔径変化を利用した応力方位測定 (下側写真) の結果 (木口・桑原、153-161ページ) が掲載されている。背景は地質調査総合センター刊行の5万分の1地質図幅「福岡」 (唐木田ほか、1994)。

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