地質情報展2003静岡/展示コーナー

図:1 プレートテクトニクス - 動く大陸・動く海底

何億年も前から、プレートはゆっくりと動き続け、現在の地球上の地形をかたちづくってきました。日本列島周辺のプレートの動きをイラストを使って紹介しました。会場の様々なブーステーマの多くが、プレートテクトニクスで関連しあっていました。の続きを読む

図:2 火山地質図 - 火山の生い立ち

火山の調査研究を地図上にまとめたのが火山地質図です。自治体による防災のための取り組みにも役立てられている資料です。火山地質図に美しい写真をそえて、日本の代表的な火山のいくつかについて、その生い立ちを追ってみました。の続きを読む

図:3 火山 - 噴火のメカニズム

火山活動はときに大きな災害をもたらしますが、わたしたちの住む大地そのものや美しい風景、温泉や資源などの恵みをもたらすものです。ビデオやパネルで火山のメカニズムを説明し、また噴火予知にむけた火山研究の最前線を紹介しました。の続きを読む

図:4 富士山 - 現在・過去・未来

その大きさと美しさで日本一の山とされる富士山。その知られざる秘密と、過去の噴火や将来の噴火予知に向けた研究など、さまざまな科学的視点からとらえた富士山の姿を紹介しました。家に帰ってゆっくり作るペーパークラフトも用意しました。の続きを読む

図:5 地下水観測 - 地震予知をめざして

私たちは、東海地震予知を目的として地下水の変化を研究しています。 最新の研究結果から、想定東海地震前に起こると考えられている地下水変化について見てみました。静岡地域に展開した観測網で、地下水位・自噴量等を常時観測しています。の続きを読む

図:6 どこにあるの?静岡県の活断層

1925年北伊豆地震は、伊豆半島北部の丹那断層で発生しました。1973年石廊崎沖地震では、地形の証拠から活断層に認識されていた場所が動き、ズレが生じました。他にも地震の起きそうなところはあるのか、静岡県の活断層を一緒に見てみました。の続きを読む

図:7 地震は、なぜどのように起きるのか?

静岡県は想定東海地震の発生が近い将来に予測されていることから、地震研究に対しても最も要請の高い地域のひとつです。地震がいったいどのようにして発生するのかをふまえ、想定東海地震の揺れの伝わりかたをシミュレートしてみました。の続きを読む

図:8 津波 - 地震との関係

沖合で発生した地震により海底にズレが生じると津波が発生します。過去の地震でどの程度の津波が静岡県を襲ったのか、その記録を図解でみていくとともに、津波が発生した場所からどのように広がっていくのかシミュレー トしてみました。の続きを読む

図:9 海の底の調べ方 - 駿河湾・東海沖の海底を探る

駿河湾・東海沖に潜むV字状の谷。駿河トラフ・南海トラフはフィリピン海プレートの沈み込む境界と言われています。プレート境界の海底活断層の調査はどの様に行われるのでしょうか?映像を交えて、海底調査 のやり方を紹介しました。の続きを読む

図:10 海底調査の成果 - 海洋地質図

さまざまな方法で行われた海底の調査結果を公表する代表的な手段が海洋地質図です。直接は見ることのできない海の底の地質を、調査で得られたデータをもとに解釈しました。どなたでも手にすることのできる駿河湾の海洋地質図で説明しました。の続きを読む

図:11 デジタル地質情報を利用しよう

GISって聞いたことがありますか?GISを使えば、地質情報をはじめとする、いろいろな空間データをパソコン上で扱うことができます。地質調査総合センターが開発したGISソフトウェアGeomapZとGISの活用例を紹介しました。の続きを読む

図:12 地球物理図 - 重力計や磁力計でみる地下構造

私たちは、陸や海、ときには空から、重力や磁力を測って地下の構造を調べています。歩く地質調査に比べたら、とても短い時間で広い範囲を調べることができます。重力図や磁気図から、どのような地下の様子が見えてくるでしょうか。の続きを読む

図:13 地球化学図ってなに?

皆さんは地球化学図って聞いたことがありますか?地球化学図は例えば有害な元素がどこにどれだけあるかを表していて、今問題になっている環境汚染の浄化を考えるときのヒントになるものです。地球化学図の表現と解釈を解説しました。の続きを読む

図:14 自分の町の地質はどんなだろう?

私たちが出版している静岡地域の地質図を、拡大して、壁や床一面に並べて展示しました。地質図からは、あなたの街のいろんなことがわかります。地盤のことや断層のこと、資源や化石や・・・近くのスタッフからどんな事を聞きましたか?の続きを読む

図:15 地質図ってなに?何につかうの?

ふだん、あまり皆さんの目にふれることのない地質図ですが、いろいろな場所でさまざまな目的に利用されています。地質図見方や使い方を説明しました。地質図の新しい使い方は思いつきましたか?の続きを読む

図:16 地質リモートセンシング - 宇宙から見た地球の映像

経済産業省が開発し、1999年12月に打ち上げられた、テラ衛星に搭載されている地球観測センサ「ASTER(アスター)」を説明しました。このアスターデータを使って、私たちの住む地球を宇宙からの視点で見てみましょう。の続きを読む

図:17 地震で地面が液状化する?

地震被害の一つに地盤の液状化があります。特に住宅地ではアパートが倒れるなど深刻な被害を生むこともあります。ここではそのしくみをわかりやすく紹介しました。体験コーナーの「エキジョッカー」と合わせてご覧いただきました。の続きを読む

図:18 地下水と湧水 - 富士山は巨大な水がめ

水資源が豊富な日本においても、おいしい水を求めコンビニで購入したり、有名な湧水を採りにいく人も多いのではないでしょうか。日本一の富士山の地下にもまた、特別な地下水の世界がありました。富士山の地下水や湧水を調べてみました。の続きを読む

図:19 静岡の地熱・温泉マップ

静岡県の高温の温泉は伊豆半島に集中しています。これは火山のマグマ溜りが熱源となっているためです。でも、富士山周辺には高温の温泉がないのはなぜでしょう?その理由を地熱・温泉のできかたから考えてみました。の続きを読む

図:20 上手に地熱を利用しよう

私たちはいろいろな形で地球の恩恵を受けています。地熱の利用もその一つです。大規模な地熱発電はもちろんですが、そのほかにも今さまざまな新しい形の利用技術が開発されています。一般家庭にも応用できる地中熱利用技術について紹介しました。の続きを読む

図:21 燃える氷? - ガスハイドレート

新しいエネルギー資源と期待される天然メタンハイドレートが日本周辺の海底地層中に見つかっています。資源のみならず地球温暖化の問題においても重要なメタンハイドレートについて、その性質や海底下での分布の調査方法を紹介しました。の続きを読む

図:22 石油と天然ガス

化石燃料として知られる石油と天然ガスは、太古の生物遺骸が長い年月にわたって変化したものです。地表の環境や地層条件がどんな所に石油が、どんな所に天然ガスができるのか、また石油・ガスを探す方法についても考えてみました。の続きを読む

図:23 鉱物資源 - 伊豆半島は鉱物の宝庫

伊豆半島には、火山活動に伴って生成した金鉱脈や珪石・粘土鉱床が多数あります。それらの歴史を紹介すると共に、鉱床と火山活動の関係について分かりやすく解説しました。また、伊豆半島から産出した美しい鉱物標本、鉱石標本も展示しました。の続きを読む

図:24 化石のはなし

私たちは、化石によって遠い過去にどのような生物がいたかを知ることができます。そして化石は太古のいろいろな情報を教えてくれます。化石は地球の歴史を読み解く鍵になります。では、化石はどのようにしてできたのでしょうか?の続きを読む

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