2000-2001年作成の新作地質図

20万分の1地質図幅「水戸」

20万分の1地質図幅「水戸」

吉岡敏和・滝沢文教・高橋雅紀・宮崎一博・坂野靖行・柳沢幸夫
・高橋 浩・久保和也・関 陽児・駒澤正夫・広島俊男

1/20万地質図幅「水戸」は,関東平野の北東部,北は八溝山地および阿武隈山地の南端部から,南は霞ヶ浦までの範囲をカバーしています.

この地域には,日立地域の変成岩類,八溝山地の中生界,筑波山周辺の花崗岩および変成岩類,そして関東平野とその周辺に広がる第三系・第四系など,きわめて多種多様の地質体が分布しています.

この地質図は第2版ですが,1960年に発行された従前版から全面的に改訂されており,凡例数が2倍以上になるなど,最新のデータに基づいてあらゆる点で内容の向上が図られています.