第3回都市地質問題講演会「1923年関東地震時の東京における地震動強度の詳細分布-地震動強度と地盤構造の密接な関連性-」

趣旨

下記の通り,第3回「都市地質問題講演会」を開催しますので,ご案内申しあげます.
本講演会は,関連する各分野で活躍されている研究者や技術者から提言を得て,都市地質研究を推進するための方策や関連機関との連携のあり方を検討することを目的としております.都市地質研究に興味のある幅広い方の参加を期待しております.

概要

日時 2001年10月12日(金)14:00〜16:00
場所 産業技術総合研究所第2会議室2F (元地質調査所別棟大会議室)
茨城県つくば市東1-1-1 つくば中央第7事業所
案内図:http://www.gsj.jp/Muse/annai/annai.html
講演内容 「1923年関東地震時の東京における地震動強度の詳細分布
−地震動強度と地盤構造の密接な関連性−」
武村雅之 (鹿島小堀研究室)
概要 1923年関東地震は南関東およびその周辺地域を大きく揺らせた。その揺れは一様ではなく地域的に大きな違いがある。幸い地震による被害の集計は、地震後の大きな混乱にもかかわらず多くの人々の努力によって行われ、今日まで伝えられている。特に旧東京市15区でのデータは、我が国の歴史上、広範囲で最も密度の高い被害資料である。
一方、東京では関東地震の後、震度6以上の強震動は未だ経験していない。また近年、強震動の予測も数多く行われているが、それらの結果を関東地震の被害資料と比べた例は極めて少ない。そこでデータを整理し、関東地震時の東京における地震動強度の詳細分布を求めた。その結果を説明する。さらに、なぜ揺れ方に大きな地域性が生じるかについて言及し、それらを通じて、地盤構造を詳しく知ることが、地震学的な震災軽減への取り組みの中で最も重要な課題であることを説明する。
主催・連絡先 産業技術総合研究所
産学官連携部門研究コーディネータ金原啓司
地質調査総合センター都市地質研究推進部会
電話 0298-61-3687 (地質調査情報部内)