第1回都市地質問題講演会斜面防災都市「都市の斜面災害予測図作成計画」

趣旨

下記の通り,第1回「都市地質問題講演会」を開催しますので,ご案内申しあげます.
本講演会は,関連する各分野で活躍されている研究者や技術者から提言を得て,都市地質研究を推進するための方策や関連機関との連携のあり方を検討することを目的としております.都市地質研究に興味のある幅広い方の参加を期待しております.

概要

日時 2001年08月09日(木)14:00〜16:00
場所 産業技術総合研究所地質標本館 1F 映像室
茨城県つくば市東1-1-1 つくば中央第7事業所
案内図:http://www.gsj.jp/Muse/annai/annai.html
講演内容 「斜面防災都市 −都市の斜面災害予測図作成計画−」
釜井俊孝助教授(京都大学防災研究所)
概要 阪神・淡路大震災では、都市域に形成された多数の大規模な盛土(多くは谷埋め盛土)が、変動(地すべり)した。こうした大規模な谷埋め盛土は、大都市が平野から丘陵地へ拡大する中で、半ば必然的に生み出された人工地盤であり、この様な都市内部の斜面災害は都市における市民社会の普遍的問題(脅威)である。同様な災害は今後も我が国だけでなく世界各地の大都市で発生が予想されるが、こうした斜面の地震時における危険度を評価する手法は確立していない。しかし、これまでの研究によって、盛土の底面形状(すなわち、盛土形成以前の谷の形状)が、変動の発生に大きな影響を及ぼしていることが分かっており、その成果は東京南西部?横浜地域を対象とした災害予測図(ハザードマップ)に集約されつつある。ここでは、そうした研究の現状を紹介すると共に、大縮尺の都市域地震時斜面災害予測図の作成計画について述べる。
主催・連絡先 産業技術総合研究所
産学官連携部門研究コーディネータ金原啓司
地質調査総合センター都市地質研究推進部会
電話 0298-61-3687 (地質調査情報部内)