恐竜は直立して動くことができたという館長さんの説明に、 杏 ( あん ) 桃 ( も ) ちゃんにはふと疑問がわきました。ヒトも鳥も直立して動くことができるのだから恐竜とどこか共通しているところがあるのかな？と。 館長さんは、人は 哺乳類 ( ほにゅうるい ) で別の系統だからはずすとして、鳥類は恐竜の一部から進化したこと、現在の分類学では鳥類は恐竜の仲間に含まれること、そして骨格の構造、呼吸の仕方が恐竜と鳥類とはお互いに似ていることを教えてくれます。
　騎士 ( ないと ) くんは地質標本館にある複製の 始祖鳥 ( しそちょう ) の化石を見て、「始祖鳥には羽毛があったんでしょ？」と館長さんに問いかけます。その問いかけに館長さんは「恐竜の一部にも羽毛のあるのが見つかっているんだ」そして「恐竜についてはわからないことがまだまだいっぱいある。これからも新しい発見がいろいろありそうだよ」と応じます。
　さて、恐竜や 翼竜 ( よくりゅう ) 、 首長竜 ( くびながりゅう ) などの特徴をひととおり学んだ騎士くん、少し、いやだいぶ様子が変です。「館長さんのいう新しい発見！」と叫んだ後、どうなってしまったんでしょう？

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