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第8話「地層観察会」の巻 その2

 地層観察の2番目の場所は房総半島の山の中にある道路沿いの崖です。ねじり鎌という用具で 騎士 ( ないと ) くんが崖をたたいてみるとコツコツと音がして、最初に観察したつくば市内の崖よりもずっと硬そうです。
 地層の様子を詳しく観察した ( あん ) ( ) ちゃんと 騎士 ( ないと ) くんは、ここでは下から上に向かって小石や砂そして泥という順に堆積した地層が何層も重なっていることに気がつきます。でも池の底にたまっている砂や泥はユルユルなのにどれくらいの時間をかけて、またどんなふうにしてコチコチに固まってしまうんだろう? 二人には疑問が湧いてきます。
 館長さんは専門用語も交えて地層のでき方、重なり方を説明してくれます。この専門用語は本当に難しい。 騎士 ( ないと ) くんは「難しいから覚えなくてもいい?」と連発します。館長さんには、その専門用語の代わりに ( あん ) ( ) ちゃんと騎士くんに覚えておいてほしいことがあるようです。
さて地層観察の後、杏桃ちゃんと騎士くんには何かいいことが起こりそうですよ。
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