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GSJ Open-file Report

三宅島ヘリ観測記録:2000年10月分

観測者(著者): 中野俊・宮城磯治・伊藤順一・川辺禎久・濱崎聡志・高田亮・星住英夫・山元孝広
産業技術総合研究所・地質調査総合センター

まとめ: 宮城磯治
産業技術総合研究所・地質調査総合センター


観測者 概要
10月04日 (山元@地調)火口底南縁部から白色プリュームが海抜8000~12000フィートまで上昇。北に流れてすぐ消滅。青灰色のガスは海抜5000フィート付近に停滞気味。
10月06日 (中野@地調)真っ白い噴煙が高度4500フィートに上昇し、南~南西に流れる。その下には青白いガスが漂う。
10月07日 (中野@地調)真っ白い噴煙が高度1500(最初)~1200(後半)メートルに上昇し、南~南西に流れる。ガスの中をくぐると強烈なSO2の臭い。カルデラ底は赤茶色の水溜。
10月08日 (中野@地調)真っ白い噴煙が南南西~西北西に流れる。高度は6000(一時的に7500)フィート。その下には青白いガスが漂う。
10月10日 (宮城@地調)雲(基底300m程度)のため山頂部は目視できず。噴煙は西~南に流れている模様(風向き&臭いから判断)山麓の池の色に注目して観察。
10月11日 (伊藤@地調)中腹~山頂は雲の中。南東方向に、青白い雲が漂い、臭いもする。海岸線部および都道沿いの崖崩れを観察。
10月14日 (川辺@地調)火口内がよく見えた。白色噴煙は火口直上では高度6500ftまで上昇し、その後東風に長される。多量の青白色ミストを伴なう。
10月15日 (伊藤@地調)白色噴煙が高度約3000mまで上昇。青白いミストは村営牧場~阿古方向に地表付近を流れ下る。火口内がよく見えた。土砂噴は確認されず。
10月16日 (宮城@地調)低い(300~400m)雲のため、山頂部は見えず。噴煙到達高度は約1300mよりは低いと思われる。青白い硫酸ミストが新鼻~阿古方向に流れ下る。
10月17日 (星住@地調)低い(300~400m)雲のため、山頂部は見えず。南西方向に、雲よりも低い高度(100m程度)に青白いミストがたちこめている。
10月19日 (宮城@地調)白色噴煙、到達高度は1500mか少し高い程度か(雲のため上端は不明)。阿古方面にたなびく。噴煙の下には青白いミストがある。火口内がよく見えた。動画あり。
10月22日 (高田@地調)白色噴煙、連続プリューム。到達高度は1000m以上(雲のため上端は不明)。南西~西方向に、青白いのミストが流れ下る。
10月25日 (濱崎@地調)白色、連続プリューム。雲を突き抜けて約900mまで垂直に噴き上げ、ゆるやかに北西~北に流れる。到達高度は1200~1300m程度。火口内は噴煙と雲のためよく見えず。
10月30日 (川辺@地調)白色噴煙、高度は海抜1350m以下。やや強い西風で、三宅島空港~三池方面に流される。青白いミストの量は以前とほぼ同じ。

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