北海道浜中町霧多布湿原における津波堆積物の分布
1952年十勝沖地震の際の津波浸水域, 3つのモデル(アルマゲドン地震,プレート間地震,津波地震)から計算した津波浸水範囲.17世紀の津波堆積物(Ts3)の分布を一番よく再現するのは,プレート間地震の連動によるものであった(佐竹ほか,315 - 362ページ).
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第1図.断層モデルによる地殻変動.(a)アルマゲドン地震(0-85)の平面図,(b)プレート間地震(17-51)の平面図,(c)津波地震(0-17)の平面図.(d)断面図.断面の位置を平面図(a-c)に青線で示す.平面図のコンター間隔は0.2m毎で,実線は隆起を,破線は沈降を示す.
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第2図.5地域7測線における津波堆積物 (Ts3, Ts4)の海岸からの到達距離とシミュレーションによる浸水距離の比較. 上図は断層の幅による影響,下図は断層の長さとすべり量の影響.
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