GSJニュースレター No.9  2005.6
平成17年度地質調査総合センター新人研修  川邉 禎久(地質調査情報センター)
熱心に露頭を観察する研修参加者.

 4月下旬の飛び石3日間に,平成17年度地質調査総合センター新人研修が行われました.研修対象の新人は前年度途中で採用された方を含めて13名と,近年になく多い人数でした.

 まず4月21日に,地質調査総合センターおよび「地質の調査」各部門,センターの概要説明が行われました.採用された新人の皆さんは,非常勤職員や特別研究員などで産総研に在籍していた方が半数以上ですが,自分の所属していたユニット以外のことを初めて知ったという方も多く,地質調査総合センターの全体像を知るいい機会であったようです.

 25日には,野外巡検「霞ケ浦周辺の地層と化石」が,地質情報研究部門の中島さん,中澤さん,兼子さん,利光さんのご協力で行われました.巡検は庁用車4台に分乗して行われ,露頭の第四紀の堆積物から環境の変遷がどう読み取れるのか,どう変わってきたのかを観察しました.小雨に降られましたが,観察に支障がでるほどでもなく,無事予定の地点を観察することができました.いろいろな専門分野をもつ新人の方たちも,ある人は新鮮に感じ,またある人はかなり突っ込んだ議論をするなど,意義深いものになったようです.

 27日には別棟会議室において,新人研究発表会を開催しました.大学あるいは産総研においてこれまで行ってきた研究成果を発表し,聴衆と活発な意見交換が行われ,時間的な制約で質疑時間が多くとれなかったことが残念なくらいでした.来年はより多くの職員の方に参加してもらい,さらにより活発な議論を期待したいと思います.

 発表会終了後,新人および研修関係者で簡単な打ち上げ会を開催し,3日間の研修を終えました.産総研の特徴である,様々な専門分野の研究者がいるという利点を研修で実感した方が多く,そこに研修の意義があったと言ってよいかと思います.新人の方には,利点を生かして,素晴らしい成果を挙げられることを期待します.

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GSJニュースレター No.9 2005.6
(独)産業技術総合研究所地質調査総合センター
GeologicalSurvey of Japan,AIST