Contents ニュースレタートップ GSJホーム

No.37 新人紹介
実松 健造(さねまつ けんぞう,地圏資源環境研究部門)


インドネシア,スンビン火山山頂付近(3327m)にて(2006年8月撮影)

 4月より地圏資源環境研究部門の鉱物資源研究グループに配属となりました実松健造です.学生時代から金属資源や鉱床学に興味があり,博士課程では主に鹿児島県菱刈金鉱床における氷長石-石英脈の形成年代や鉱物記載などを研究しました.

 幸運にして入所後も鉱物資源の研究を行うことができるのを嬉しく思っています.資源として重要なベースメタルや貴金属資源の勉強を続けることはもちろんですが,現在は新たにレアメタルの研究を行っています.多種多様なレアメタルのほとんどがまだ十分に研究されていませんが,資源として欠かせないものであるため研究を進める必要があると認識しています.日本は以前にも増して鉱物資源に乏しい状況ですので,私の調査や研究を通じて日本の鉱工業に少しでも貢献したいと思います.

 学生の時は主に坑内で調査することが多く,地質調査を行うにはまだまだ経験不足であると感じています.今後は野外を歩き回って地質調査する機会を多く持てそうなので,早く地質屋としての目を養っていきたいです.よろしくお願いします.








Contents ニュースレタートップ GSJホーム

独立行政法人産業技術総合研究所
地質調査総合センター