GSJニュースレター NO.24 2006/9


新人紹介
山本 浩万 (やまもと ひろかず, グリッド研究センター)

 平成18年4月1日よりグリッド研究センター地球観測グリッドチームに研究テーマ型任期付研究員として採用されました山本浩万と申します.3月までは宇宙航空研究開発機構・地球観測利用推進センター(JAXA EORC)におりました.

 これまでは,衛星データを用いた地植生学的マッピング,モンゴルを中心とした現地観測と衛星観測との併用による全球レベルでのバイオマスマッピングに関する研究を行っていました.JAXAでは2002年12月に打ち上がったADEOS-U(みどり2号)搭載GLIや本年1月に打ち上がったALOS(だいち)搭載AVNIR-2,PRISMといったセンサのデータを用いた地表面反射率や植生指数といったプロダクトの導出や評価を中心に携わっておりました.こうした現地観測と衛星データ処理の両面の経験は,今後の研究活動に大いに生かせると考えております.特に,グリッド研究センター地球観測グリッドチームではこうしたあらゆる地球観測データの統合化をはかり,防災,温暖化にかかわる炭素循環,それに伴う気候変動などの高度予測システムの構築を目指しています.こうした活動は,昨年の京都議定書の発効,GEOSS10年実施計画をみても,衛星観測データの社会還元という意味でも極めて重要な役割を果たすと考えられます.今後もこうした研究に携わっていこうと思いますので,よろしくお願いします.

重松 紀生 (しげまつ のりお, 地質情報研究部門)

 2006年4月1日付で地質情報研究部門地震発生機構研究グループに配属になりました重松紀生です.産総研にはこれまで,特別研究員,招聘研究員として在籍していたので,すでにご存知の方もいらっしゃると思います.このたび主任研究員として採用されましたので改めてよろしくお願いします.

 これまで,断層深部の岩石変形という観点から,内陸活断層の大地震発生過程の解明を目指してきました.これらの研究では,野外調査に根ざした構造地質学,岩石変形機構の解析という手法により研究を行ってきました.今後は,こうした手法に加え,変形機構の解析という手法により研究を行ってきました.今後は,こうした手法に加え,実験室において断層深部の岩石変形を再現するなどし,包括的に断層深部の岩石の変形挙動を明らかにし,地震の発生予測精度向上につなげていく予定です.また地質情報研究部門地震地下水研究グループで展開する地震地下水観測網の観測・解析にも携わっていく予定です.

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