GSJニュースレター No.2  2004.11
地質情報研究部門のグループ再編成について  富樫 茂子(地質情報研究部門長)
 第2期中期計画実行のために最適な体制を目指して,地質情報研究部門内のグループを2004年11月1日に再編成いたしました.

 (1)地質情報研究部門のミッション及び研究の目標

地質情報研究部門は産総研の社会基盤(地質)・海洋分野の中核ユニットの一つとして,社会の要請に応え,国土の地質情報を取得・整備すると共に,理論モデル構築による的確な将来予測の実現を目指して,以下の研究課題を推進します.

 1.都市沿岸域:産業立地基盤としての都市及び沿岸域の地質災害軽減と環境保全に資する総合的な研究

 2.地震・火山:地震・火山噴火などの地質災害の軽減に資する研究

 3.島弧海洋地質情報:国土基本情報としての陸域と海域の島弧地質と知的基盤整備及び高度で多様な地質情報の整備・   ?発信と標準化研究

     

(2)グループ再編方針と運営

上記の研究課題1~3に応じた,3つの研究グループ群を構成しました(表1).グループの編成にあたっては,部門設立時に掲げた,海と陸の研究の融合も意識しました.グループの規模を大きくすることによって,バックグラウンドの異なる研究者間の交流,シーズ研究の創出や次世代の育成を容易にすることを意図しています.グループ編成提案の大部分は幹部によるものですが,これに加え,ボトムアップ提案も採用しました.

研究グループには,それぞれ独自のミッションを持つと共に,部門のみならず地質調査総合センターの各ユニットや産総研内外と連携し,「地質の調査」をはじめとする社会基盤(地質)・海洋分野の重点課題に,総合力を活かして取り組むことを要請しています.

以下の課題は重点プロジェクト(括弧内はリーダ名)として,研究グループを横断するマトリックス方式を採用し,強いリーダーシップのもとに強力に実施します(表1).

・都市地質P(木村克己):都市沿岸域の地質災害軽減と環境保全に資する総合的な研究

・陸域地質図P(宇都浩三) :国土基本情報としての陸域の島弧地質と知的基盤整備

・海域地質図P(池原研) :国土基本情報としての海域の島弧地質と知的基盤整備

・大陸棚調査P(西村昭) :大陸棚画定の科学的根拠提示のための地質調査研究

・衛星画像情報P(村上裕) :衛星画像情報の整備と地質情報の統合のための研究 

(表1)グループとプロジェクト
研究グループ 重点プロジェクト
各グループは独自の基本ミッションを持つ
(DB・地球科学図・基礎基盤研究を含む)
都市地質P 陸域地質図P 海域地質図P 大陸棚地質図P 衛星画像情報P
都市沿岸域 沿岸都市地質
沿岸海洋
物質循環
地球科学
●コア











地震火山 地震地下水
地震発生構造
地殻構造
火山活動
マグマ活動
マグマ熱水系













島弧海洋地質情報 海底系地球科学
海洋地質
地殻変動史
島弧堆積盆
島弧複合地質
統合地質情報
地球物理情報
地質リモートセンシング
地質標本








































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(独)産業技術総合研究所地質調査総合センター
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