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魚沼市の旧広神村小平尾(おびろう)で地震に伴う断層の地表変位が発見されたとの情報をうけて,調査を実施した.その結果,国土地理院が発行している「都市圏活断層図 小千谷」(渡辺ほか,2001)に示されている六日町盆地西縁断層帯の北方延長部で,長さ約1.7 kmの区間に渡って3地域の計5地点で,断層活動によると推定される地表変形が認められた.これらの変形量(水平短縮)は,28日午後の調査時点で最大数cm程度と見積もられ,今回の地震の本震と一連の余震活動に誘発された,小規模な断層活動によって形成されてきた可能性がある. 2.地盤災害の概要 地盤災害の状況は,共同通信社の取材ヘリに同乗し,短時間の空からの観察を中心に実施した. |
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