箱根火山模型
シンプルな円錐形の富士山とは対照的に, 箱根火山は中央が凹んだカルデラと呼ばれる地形をしています.
箱根カルデラはどのようにしてできたのでしょうか? 箱根火山の地域では,
かつて幾つもの成層火山が活発な活動を繰り返していました. その中で大規模な噴火が複数回起こり,
そのたびにできた複数のカルデラがつながって現在の大きな箱根カルデラが形成されたと考えられています.
噴火活動はその後も続き, カルデラ内には多くの中央火口丘ができました. 中央火口丘の一つ,
冠ケ岳の斜面にある大涌谷では2015年に少量の火山灰を放出する噴火が起きました.
ボタンを押すと箱根火山の断面図や温泉の泉質分布を見ることができます. 箱根火山には多様な泉質の多数の温泉があります.
これも, 富士山と違った特徴です.