地質調査総合センター研究資料集、no. 685

東・東南アジア地域のカルデラの形状
- G-EVER アジア太平洋地域地震火山ハザード情報システムデータ 5/7 –
Shape of calderas in East and Southeast Asia:
Data of G-EVER Asia-Pacific Region Earthquake and Volcanic Hazards Information System 5/7

宝田晋治*1

*1産業技術総合研究所地質調査総合センター  活断層・火山研究部門

Shinji Takarada*1

*1Research Institute of Earthquake and Volcano Geology, GSJ, AIST

内容紹介:

カルデラ形成を伴う巨大・大規模噴火では、数〜100 km3以上の火砕物が一気に地表に噴出し、火砕流や降下テフラとなって広範囲に広がり、噴出源から数10〜1000 km以上離れた地域に影響を与えることが多い。こうした巨大・大規模噴火をもたらすカルデラの位置や形状は、今後の大規模カルデラ噴火の影響範囲を予測する上でも重要である。産総研地質調査総合センターでは、2016年に東・東南アジア地域の大規模な地震、火山噴火による分布域などを取りまとめ、1000万分の1東アジア地域地震火山災害情報図として出版した。 その中では、VEI6以上(10 km3以上)の16のカルデラの位置を示した。そこでは1000万分の1の小縮尺であることから、トバ以外のカルデラの形状は円で示していた。本研究資料集では、東・東南アジア地域において、スミソニアンのVolcanoes of the world 第3版に示されている完新世及び更新世の巨大・大規模火山噴火の内、120 ka以降のVEI7以上の噴火、及び15.5 ka以降のVEI6の噴火で形成された26のカルデラを取り上げた。ここでは、トバ(VEI=8)、白頭山、タンボラ、リンジャニ・サマラス、タール、阿蘇、姶良、鬼界、阿多、洞爺、支笏、阿寒、屈斜路 (VEI=7)、クラカタウ、バツール、ピナツボ、ラバウル、ロングアイランド、ダカタウア、ウィトリ、ビリーミッチェル、ウルルン、十和田、濁川、摩周、萌消(VEI=6)のカルデラを対象に、地形的なカルデラ縁の形状をトレースし、GISデータを作成した。 

本研究資料集のCD-ROMに収められたファイルは下記の通りです。

データ一式(zipファイル:4.7 MB)(gsj_openfile_report_685.zip

  • 本研究資料集の本文:gsj_openfile_685.pdf (4.6 MB)
  • 東・東南アジア地域のカルデラの一覧表(別表):gsj_openfile_685_table.xls(58 KB)
  • 東・東南アジア地域のカルデラのGISデータ:gsj_openfile_685_shapefile(866 KB)

受理日:2019年7月17日

引用例:

宝田晋治 (2019) 東・東南アジア地域の大規模カルデラの形状 -G-EVER アジア太平洋地域地震火山ハザード情報システムデータ 5/7 -.産総研地質調査総合センター研究資料集. no. 685. 産総研地質調査総合センター, p. 1-33.

免責事項:

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Contents:

The shape of calderas in East and Southeast Asia are compiled and GIS data are provided. They are 26 caldera data obtained from volcanoes such as Toba, Changbaishan, Tambora, Rinjani-Samalas, Taal, Aso, Aira, Kikai, Ata, Toya, Shikotu, Akan, Kutcharo, Krakatau, Batur, Pinatubo, Rabaul, Long Island, Dakataua, Wiroti, Billy Michel, Ulleung, Towada, Nigorikawa, Mashu and Moekeshi.

Set of download data(zip file: 4.7MB)(gsj_openfile_report_685.zip

  • Explanation: gsj_openfile_685.pdf (4.6MB)
  • List of calderas in East and Southeast Asia: gsj_openfile_685_table.xls (58 KB)
  • GIS data of calderas in East and Southeast Asia (Shapefile): gsj_openfile_685_shapefile (866 KB)
Citation:

Takarada, S. (2019) Shape of calderas in East and Southeast Asia: Data of G-EVER Asia-Pacific Region Earthquake and Volcanic Hazards Information System 5/7. Open-File Report of the Geological Survey of Japan, AIST, no. 685, p. 1-33.

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