12044_1957/table5
| 鉱山名 | 位置 | 地質および鉱床 | 鉱石 | 現況 | 沿革 | 文献 |
| 成安 | 苫田郡加茂町成安 | 苫田累層・新期花崗閃緑岩および日本原層, 鉱床は後述する | 銅鉱 | 休山 | 明治年間より知られ, 昭和 17 年から終戦まで稼行, 26 年頃探鉱 | |
| 旧坑 | 高田村真明 | 苫田累層・珪長岩岩脈, 鉱脈は E - W に走る並行脈3条 | 黄銅鉱・黄鉄鉱・方鉛鉱および閃亜鉛鉱 | 採掘済, 廃山 | 10 数年前稼行 | 37) |
| 〃 | 神庭村綾部 | 英田層・古期輝緑岩・珪長岩岩脈および勝田累層, 鉱床は鉱脈で, 珪長岩岩脈中にも胚胎するらしい。 | 銅鉱 | 廃山 | 不明 | |
| 国盛 | 勝田郡河辺村国分寺 | 英田層・古期輝緑岩・新期輝緑岩・珪長岩岩脈・勝田累層・河成段丘堆積物および沖積層, 鉱床は後述する | 後述 | 探鉱中 | 後述 | 1), 2), 3), 4), 38) |
| 豊国 | 豊国村明見 | 英田層・珪長岩岩脈・勝田累層および冲積層, 鉱床は後述する | 後述 | 休山 | 後述 | 38) |
| 真加部 | 勝田町清後 | 斑粝岩 - 閃緑岩・古期流紋岩質岩脈および勝田累層, 鉱床は含金銀硫化銅鉱脈, 主脈3条, 断層で切断される。 脈幅は最大 1 m, 平均 30 cm |
上部 : 磁硫鉄鉱・含砒含金含銀石英脈
下部 : 黄銅鉱, 他銅鉱が増加する。 平均品位 Cu 3.0 % | 〃 | 不 明 | 38) |
| 大成 | 古吉野村頓地 | 〃 | 昭和 25 年頃探鉱された | 38) | ||
| 稲荷山 | 豊並材関本 | 英田層・古期輝緑岩・珪長岩岩脈・新期輝緑岩岩脈, 鉱床は石英脈中に胚胎する。 主脈2条 | 亜鉛・銅・硫化鉄鉱 | 〃 | 明治末期稼行, 昭和 15 年頃に 50 t 位産出した | 38) |
| 八幡 | 梶並村楮 | 英田層・古期輝綠岩・斑粝岩 - 閃緑岩, 鉱脈 | 黄銅鉱・斑銅鉱を主とし方鉛鉱・閃亜鉛鉱・黄鉄鉱を伴なう | 〃 | 終戦前銅鉱を採掘した | 38) |
| 旧坑 | 梶並村真殿 | 苫田累層・珪長岩岩脈・新期流紋岩および同質角礫岩 | 銅鉱 | 〃 | 不明 | |
| 東谷諸鉱床 | 〃 東谷 | 苫田累層・英田層・古期輝緑岩・珪長岩岩脈・変朽安山岩・新期流紋岩および同質角礫岩, 鉱床はいずれも石英脈 | 黄銅鉱・黄鉄鉱・閃亜鉛鉱等 | 〃 | 明治以前より知られた。 金原・碇石・西谷鉱山等として稼行されたが, 終戦前に中止した | 38) |
| 北原 | 英田郡豊田村北原 | 英田層・古期花崗岩・古期流紋岩質角礫岩・勝田累層, 英田層の走向 N 50~65°W, 傾斜 45°N, 走向 N 50~65°W, 傾斜 20~60°S の鉱脈は幅最大 50 cm, 平均 10 cm 内外の硫化鉱1条をもつ石英脈 | 閃亜鉛鉱・黄銅鉱・方鉛鉱・黄鉄鉱・銀を含む。 売鉱品位 Cu 0.8, Zn 14~15 %, Ag 60 g / t | N 10°で北に向かう, 延長 70 m の水平坑1がある。 亜鉛を稼行する。 従業員 14 | 明治 40 年頃開坑, 大正 2 年頃探鉱, 昭和 25 年 4 月から北原鉱山株式会社として探鉱中 | 45) |
| 金掘 | 江見町芦河内 | 英田層・古期輝緑岩・珪長岩岩脈・新期輝緑岩岩脈, 鉱床は後述する | 後述 | 後述 | 昭和 15 年から終戦まで稼行, 昭和 26 年日本非鉄鉱業株式会社として探鉱中 | 34) |
| 橡ノ木 | 〃 南海 | 英田層・新期輝綠岩岩脈・勝田累層 | 〃 | 休山 | 明治年間繁栄, 昭和 9~13 年 Cu 3.4 %, 1,000 t 産出, その後終戦まで稼行, 25 年西村平三が買收した | 3), 34) |
| 東大弘 | 〃 岩辺 | 英田層・斑粝岩 - 閃綠岩・珪長岩岩脈・勝田累層 | 〃 | 〃 | 大正年間稼行, 昭和 11~17 年稼行, 最盛時は鉱員数 40 名 | 34) |
| 松香 | 〃 川北 | 英田層, N 70°W, 40~90°S の石英脈中に鉱床が胚胎する | 黄銅鉱と閃亜鉛鉱を主とし, 黄鉄鉱を伴なう | 〃 | 不明 | 34) |
| 三平江見 | 〃 奥瀬戸 | 古期輝綠岩・英田層・斑粝岩 - 閃緑岩・古期花崗岩・珪長岩・新期輝緑岩岩脈・勝田累層 | 後述 | 探鉱中 | 後述 | 1), 3), 34), 44), 45), 50) |
| 瀬戸 | 江見町奥瀬戸 | 古期輝緑岩・英田層・斑粝岩 - 閃緑岩・古期花崗岩・珪長岩・新期輝緑岩岩脈・勝田累層 | 後述 | 探鉱中 | 後述 | 1), 2), 3), 34), 44), 50) |
| 大弘 | 〃 〃 | 同上 | 〃 | 休山 | 明治 9 年開発, 大正 5~11 年日本金属株式会社, 昭和 11~14 年昭和鉱業株式会社, 昭和 18 年から終戦まで三井鉱山稼行 | 1), 3), 34), 44), 50) |
| 小金 | 粟広村田殿 | 英田層・珪長岩岩脈, 厚さ 30 m の岩脈が N - W に走り, 70°S に傾斜する。 断層で北部が 30 m 転位する。 岩脈中に不規則な鉱条がある。 最厚 70 cm | 閃亜鉛鉱・方鉛鉱・黄銅鉱, 売鉱品位 Cu 1.5~2.0, Zn 7~8 %, Ag 100~200 g / t | 〃 | 昭和 16 年頃稼行, 出鉱量は銅鉱 100 t | 34), 45) |
| 粟井 | 粟井村小房 | 英田層・斑栃岩 - 閃緑岩・珪長岩岩脈 | 銅鉱 | 〃 | 終戦前稼行, 旧坑5~6, 稼行当時鉱員約 15 名 | |
| 福満 | 江見町川北 | 英田層・斑粝岩 - 閃緑岩・珪長岩岩脈・勝田累層 | 後述 | 探鉱中 | 津山藩当時から稼行された。 明治 37, 38 年頃盛んに稼行された。 昭和 15 年頃稼行, 26 年頃から探鉱中で鉱員数名 | 34), 45) |
| 地域 | 摘要 |
| 英田郡江見町附近 | 江見町奥瀬戸附近にきわめて多数の旧坑があるほか, 江見町内・栗井村・栗広村一帯に亘って多くの旧坑がある |
| 勝田郡各町村 | 勝田町向原附近, 滝尾村および新野村の天王山の周辺部, 豊国村吉村北方, 豊田村吉政附近, 梶並村真殿附近, 古吉野村出雲井附近などにいずれも数ヵ所の旧坑が知られる |
| 地域 | 摘要 |
| 英田郡江見町奥瀬戸附近 | 金栄鉱山その他奥瀬戸を中心として粟広村から粟井村にかけて 10 数ヵ所 |
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勝田郡河辺村国分寺
〃 豊国材明見 〃 楢原村一ノ乢 〃 古吉野村出雲井附近 〃 吉野井曾井附近 〃 楢原村楢原上附近 |
国盛鉱山跡(国盛鉱山の項参照)
豊国鉱山跡 福満鉱山の鉱区内 附近に旧坑がある |