09003_1960/table4

第 4 表 1874 年および 1940 年噴出物中の大型灰長石および橄欖石の化学成分の比較

試料 1 2 3 4 5 6
灰長石 橄欖石
SiO2 44.03 44.49 43.13 42.98 38.82 38.48
Al2O3 36.80 36.00 35.87 35.31 0.20 0.43
TiO2 n.d. n.d. n.d. n.d. n.d. tr.
Fe2O3 n.d. 0.08 0.45 0.96 1.65 1.76
FeO n.d. 0.29 0.57 14.93 14.65
MnO n.d. n.d. n.d. tr. 0.23 0.12
MgO 0.20 0.04 0.08 0.35 42.51 44.37
CaO 19.29 19.49 19.27 19.46 0.40 tr.
Na2O 0.23 0.59 0.65 0.35 n.d. tr.
K2O n.d. 0.03 0.05 0.04 n.d. tr.
H2O (+) n.d. n.d. 0.63 0.01 0.90 0.14
H2O (-) n.d. n.d. 0.35 0.02 0.36
P2O5 n.d. n.d. n.d. 0.02 n.d. tr.
Total 100.55 100.72 * 100.77 100.07 99.64 100.31
分子比 Ab2 An98 Ab5 An95 Ab6 An94 Ab3 An97 Fo82 Fa18 Fo83 Fa17
α - 1.5747 1.5748 - 1.668 -
β - 1.5827 1.5828 - 1.687 -
γ - 1.5880 1.5880 - 1.706 -
2 V - (-) 77°16' - - - -
光軸角分散 - r < v - - - -
比重 2.761 2.758 - - 3.42 -
[注]
* : BaO nil, SrO nil
試料の詳細
1. 灰長石
1874 年の噴火に際して抛出された結晶火山礫。 分析者 北村(Kikuchi, Y. 1)
2. 灰長石
同上。 分析者 H. S. Washington(Kôzu, S. 2) )。 屈折率および光軸角の値は神津俶祐 6) による
3. 灰長石
1940 年の噴火に際して抛出された結晶火山礫, 瓢箪山北方海岸。 分析者 河野義礼(神津俶祐・加藤磐雄 19)
4. 灰長石
1940 年の噴火に際して瓢箪山から抛出された結晶火山礫。 分析者 中島真治(Tsuya, H. 35)
5. 橄欖石
1874 年の噴火に際して結晶火山礫として抛出された灰長石中の包有物。 分析者 瀬戸国勝(瀬戸国勝 7)
6. 橄欖石
1940 年の噴火に際して抛出されたアリヴァライト団塊に含まれるもの。 分析者 中島真治(Tsuya, H. 35)
[注]
1874 年の噴火に際して, 結晶火山礫として抛出された灰長石の1標本(土佐部落の南方約 1 km の地点で採集, 標本番号 NI57081015)の Fe2O3 および FeO の定量分析を, 本所 倉沢一に行なってもらったが, いずれも比色による定量の限界(それぞれ 0.013 % および 0.005 %)以下であった。