03025_1961/table8
第 8 表
金駒内層・東野層の貝化石名と産出
(Molluscan Fossils from Kinkomanai Formation & Higashino Formation)
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[注]
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第 8 表の説明
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貝化石の産出の頻度や量を概略であるが,
数量的に把握しようとしたものである。
全体に詳細な観察を行なった結果ではなく,
観察地点も地層の自然露出に応じているが,
いずれの層準についても
地表露出の十分なルートを1つ以上含んで全層準が観察されているので,
上下の変化を見るうえに大きな欠陥はない。
したがって,
正しい産出頻度や密度を大略反映した近似値として利用できよう。
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第 8 表の略号説明
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産出の頻度 :
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各種の貝化石を観察した地点の総数に対して,
その種が産出した地点の数が占める百分率によって段階をつけて示す。
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Ⅰ : 80~100 %,
Ⅱ : 60~80 %,
Ⅲ : 40~60 %,
Ⅳ : 20~40 %,
Ⅴ : 10~20 %,
Ⅵ : 0~10 %
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() :
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表示の値が不充分な場合。
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産出の量 :
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各産地の地層にその種が含まれている量で,
甚だ多い場合から微量までを,
多い方から 1~5 に区別して示す。
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地層,
含有量の略号 :
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第 7 表と同じ。
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c :
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種名の同定が cf. の場合。
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(c) :
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cf. の個体を含んでいる場合。
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註 (1) :
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諸種の特徴から Patinopecten yessoensis に同定されるが,
現生の北海道産のものと形状が幾分違う。
すなわち殻高が比較的高く,
殻高 / 殻長が 0.96~0.98 で,
この値は現生での最大値ないしそれ以上に相当している。
これに応じて殻の頂角が 5~10°小さい。
また,
肋の数が 19~20 ないし 21~22 条であって現生の 22~26 条より少ない。
なお,
2産地のうち1地点のものは,
右殻膨らみ / 殻高が 0.26~0.29 くらいであるが,
いま1地点のものは,
全個体 0.20 前後で膨らみが小さい。
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註 (2) :
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多くが殻が長く方形状である。
殻頂が秀で頂角が小さい,
褶が強い特徴をもち,
一般に disjuncta GABB に比較される形である。
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註 (3) :
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このうちに Macoma praetexta oinomikadoi OTUKA に同定されるものを含むが,
大山桂技官の意見に従って,
これを calcarea の同種異名に扱う。
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註 (4) :
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一般に標本が不完全で属の識別を付け難い。
Tectonatica であろうと思われるものが多い。