アンダマン諸島の北西部では,2004年スマトラ−アンダマン地震に伴って隆起,離水したサンゴ礁が観察される.写真にみられるマイクロアトールと呼ばれるサンゴ群体は,頂面のレベルが低潮位を示し,地殻上下変動を知る良い指標である.調査の結果,この地点では少なくとも1.5 mの隆起量が推定できた.詳細は147-160ページの宍倉ほかの報告を参照.