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4.地質図範囲内の海底地形と地質構造概略

本地質図の東部には 渡島 ( おしま ) 半島が,西部には水深3,700 mに達する日本海盆が広がり,その間を南北に伸びる奥尻海嶺が貫く.奥尻島は本地質図南部の奥尻海嶺上に位置する.奥尻海嶺と渡島半島の間の低地は,北部では 後志 ( しりべし ) 舟状海盆の南部を含み水深は3,300 mを超えるが,奥尻島と渡島半島の間の奥尻海峡では水深600 mより浅く,南部の奥尻海盆北部では水深900 mに達する.奥尻島北西方と 茂津多 ( もった ) ( みさき ) 西方沖の斜面は3,000 m以上の比高を持つ急斜面で,大規模な地滑りが生じたことを示唆する崖地形が観察できる.奥尻島北西方沖から東方沖の海底には,稲穂海丘,滝ノ澗海丘,沖ノ根など、北西―南東方向に並ぶ火山性のマウンドが分布する.


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