長白山の火口湖,天池(テンチー)
カテゴリー: 地質現象
撮影者: 石原 舜三
 長白山は中国/北朝鮮の国境にある最高峰(海抜2749m)の火山である.雪解け水は中朝国境を流れる大河,鴨緑江・図満江へと注ぐ.この火山は新第三紀末から第四紀に苦鉄質アルカリ岩,更新世に珪長質アルカリ岩が噴出して,主要部が形成された.近年の活動は,B.C. 2155年の火山円錐丘の形成,A.D. 1215 ±15年に我が国へ2-5 cmの降灰をもたらした大規模な火山灰噴火, A.D. 1668-1702年, 1903年などの小規模噴火などである.火口は現在は火山湖(海抜2194m)を形成し, その北側には長白山温泉群,長白瀑布などがある.