温泉と微生物がつくる二酸化マンガン鉱床
カテゴリー: 地質現象
撮影者: 青木 正博
 雌阿寒岳の安山岩質火山噴出物の末端に源を発する温泉水(泉温〜43度)が,大気を巻き込みながら落差50mの急斜面を流れ下る.河床は,二酸化マンガンの沈着により真っ黒になっている.火山噴出物から雨水で溶かし出されたMn2+が,マンガン酸化細菌により酸化された結果である.ここには,かつてマンガン鉱山として採掘されるほど大量の二酸化マンガンがあった.