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シリーズ名5万分の1地質図幅
番 号10[金沢]-025
図 名白馬岳 SHIROUMADAKE
説明書地域地質研究報告 5万分の1地質図幅 白馬岳 金沢(10)第25号
著 者中野 俊・竹内 誠・吉川敏之・長森英明・苅谷愛彦・奥村晃史・田口雄作
発行年2002(H13年度)
発行者産総研 地質調査総合センター
販売価格3,960円(税込)【 購入方法
都道府県長野県・新潟県・富山県
サイズ@790mm×@550mm
備考地質図正誤表
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 「白馬岳」地域は,糸魚川–静岡構造線を挟んで西側が飛騨外縁帯,東側がフォッサマグナ地域にあたります.糸魚川–静岡構造線は,活断層である神城断層を含む断層群であり,地域内中央をほぼ南北に走っています.飛騨外縁帯には,古生界・中生界・後期白亜紀–古第三紀火成岩類・新第三紀貫入岩類及び白馬大池火山噴出物が,フォッサマグナ地域には主に新第三系が分布しています.第四系は,南部の平川・松川の扇状地を中心とした盆地を形成するほか,全域の渓谷沿いに分布しています.フォッサマグナ地域全域及び飛騨外縁帯北部には地すべり及び崩壊堆積物が随所に分布し,また飛騨外縁帯には氷河性の堆積物も認められます.