国際惑星地球年プログラム

国際惑星地球年は,地球の過去・現在・未来を研究する科学者達の国際組織である 国際地質科学連合(IUGS)とユネスコを中心に,多くの賛同者・後援者によって推進される国際的プログラムです。

2005年の第60回国連総会は2008年を国際惑星地球年としました。 国連に参加する191もの国や地域が,そして地球上に住む人々が, 地球と人類の持続可能な未来のためには地球科学の知識と技術が欠かせないことを広く知り, それを積極的に活用するためにです。

国際惑星地球年は「社会のための地球科学」を標語として, 国連による国際惑星地球年2008を中心とする2007年から2009の3ヶ年を惑星地球の3ヶ年として, 様々な活動に取り組みます。活動の大きな柱は アウトリーチプログラムサイエンスプログラムです。 地球科学が,どのようにして社会的課題の解決を可能とするか,また人々がどのようにしてそれをよく知り,親しむことができるか, 解決の可能性・潜在性と認知の波及性にむけて取り組むプログラムです。

アウトリーチプログラム

国際惑星地球年,惑星地球の3ヶ年をとおして行うアウトリーチプログラム(成果普及計画)では, 地球のすばらしさを一層深く知ってもらうとともに,地球科学への関心を広く一般に高めることをめざしています。 そして,より健康的でより安全で,より豊かな社会の基礎を築くために地球科学の知識と技術が欠かせないことを知ってもらい, 実際に利用してもらおうというものです。とくに;

  • 学校教育の中では,地球科学の大切さがよく理解され,地球の仕組みとそこで起こっていることを体系的に学べるようにする
  • 広く社会では,より多くの人々が地球科学を身近に感じ,地震・火山噴火などの災害のみならず,日々の生活と地球科学が密接に関連していることを知ってもらう
  • 国や自治体等の政策関係者には,地球科学が政策決定や実行にいかに重要であるかを深く理解してもらう

ことをめざします。詳しくはアウトリーチのページをご覧下さい。

サイエンスプログラム

国際惑星地球年では「社会のための地球科学」をかかげて,次の10テーマで社会と密接に関連する課題を設けています。

  • 地下水 --- 乾いた惑星の蓄え?
  • 災害 --- 危険を最小に,知識を最大に
  • 地球と健康 --- よりよい環境を作るために
  • 気候 --- 石に刻まれた歴史
  • 資源 --- 持続的利用に向けて
  • 巨大都市 --- 世界的な都市化の未来
  • 地球深部 --- 地殻からマントル,コアまで
  • 海洋 --- 時の深淵
  • 土壌 --- 地球の生きている皮膚
  • 地球と生命 --- 多様性のみなもと

詳しくはサイエンスのページをご覧下さい。

関連する国際プログラム

国際惑星地球年に関連する国際的なプログラムを紹介します。機関・団体等の一覧はこちらをご覧下さい。

地球科学の国際年

国際惑星地球年は地球科学に関する3つの国際年と密接に連携して,地球と地球科学の大切さを全世界の人々に知ってもらうための活動を繰り広げています。

ユネスコの地球科学関係プログラム

全地球観測

IYPEの発案者・共同設立団体・国際法人

国際惑星地球年は国際地質科学連合(IUGS)とユネスコ地球科学部門が2001年に発案し, 多くの賛同者を得て,2006年3月に実施主体となる国際法人「国際惑星地球年」が設立されました。

国際地質科学連合とユネスコのロゴ

国際地質科学連合  ユネスコ

共同設立12団体のロゴ

IGU  国際地理学連合

ILP  国際岩石圏計画

GSL  ロンドン地質学会

IAEG  国際地質工学会

ISSMGE  国際土壌力学地質工学会

AGI  米国地質協会

AIPG  米国地質技術者協会

IUGG  国際測地学および地球物理学連合

IUSS  国際土壌科学連合

TNO  オランダ地質調査所

ISRIC  国際土壌照会情報センター

ISRM  国際岩石力学会

INQUA  国際第四紀学連合

AAPG  米国石油地質協会

 

さらに,地球科学の国際的団体や関連機関など26団体が協賛しています。詳しくはリンクをご覧下さい。

(c) 2004-2009 Secretariat, IYPE Japan, GSJ / AIST