ジオパーク
国際惑星地球年国内委員会では,惑星地球年のアウトリーチ活動の一つとして, 日本におけるジオパークの実現に取り組むことにしています。(IYPEシンポジウム・式典「国際惑星地球年における日本の活動について」より)
ジオパークとは
ジオパークとは,地質や地形など地球の営みをその場で学ぶことのできる自然公園です。 でも単なる公園ではありません。重要な地質遺産があるのはもちろん, 首尾一貫した力強いマネジメント体制と適切な持続的開発戦略を有した地域がジオパークです。 まさに,国連国際年開催式典でのパリ宣言で述べられた 「保存と開発についてともに考える場としてのジオパークや生物圏保護区,世界遺産をとおして,地球というシステムの構造や進化, その美しさと多様性,そして大地に育まれて発展してきた人類の文化についての関心を高め」る役割を持っています。
2001年6月,ユネスコ執行委員会はジオパークを推進する各国の努力を支援することを決めました。
2004年には,ユネスコの支援の下,世界ジオパーク・ネットワーク
(GGN)が設立されました。
2008.4現在,世界ジオパーク・ネットワークには17ヶ国55ものジオパークが加盟しています。
日本では,昨年(2007)12月末に日本ジオパーク連絡協議会
が設立され,国内体制の整備と普及・広報活動を開始しました。
[2009年6月,連絡協議会は発展的解散し,日本ジオパークネットワークが設立された]
GGNパンフレットがユネスコジオパークサイトより入手できます。
ジオパークは地質遺産を保護するだけではありません。
それを教育や研究成果普及活動などに活用し,また観光の対象としてジオツーリズムを興し,
多くの人々が地球や人類の文化について学ぶ機会を用意するとともに,
その地域の経済発展にも資することが基本となっています。英国のとあるジオパーク・マネージャーは「ジオパークとは
地層や岩石だけのことではない,それは人々に関することだ」と述べています
(ユネスコジオパークサイト
より)。
多くの人々がジオパークで学び楽しむと同時に,地域の人々が持続可能な経済発展の恩恵に授かることが大切だと云うことです。
ジオパークについて,とても素晴らしい解説が日本地質学会
のウェブサイトにあります。
GUPI理事の矢島さんが書かれた「ジオパークと“Rock”“Green”“Café”
」です。是非訪れてご覧下さい。
日本におけるジオパーク活動の詳細は,日本ジオパークネットワークのホームページ
をご覧下さい。
全国各地の活動なども紹介されています。
関連プログラム
世界の中では,ジオサイト(Geosites;例えばデンマーク
)・地質遺産(Geological Heritage;例えばProGEO
),あるいは記念日・週間として,Earth Science Week
(米国)やGeologins dag
(スウェーデン)などがあります。


