eNewsletter No.2
┏国際惑星地球年━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃ IYPE日本 Newsletter ┃ No.2 (2008.2.29) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━社会のための地球科学━ ●●目次●● 【1】IYPE グローバル・ローンチ・イベント式典に参加して 【2】開催式典で宣言採択 【3】日韓越で相互MOU 【4】I*Yシンポジウムの準備始まる 【5】3月の協賛イベント 【6】IYPE日本参加機関・団体の皆さまへのお願い ┌─────────────────────────────── │【1】IYPE グローバル・ローンチ・イベント式典に参加して └─── IYPE日本 会長 小玉喜三郎 2008年2月12-13日,エッフェル塔から少し離れたパリのユネスコ本部 大講堂でIYPE2008国連年のスタートを記念する式典が開かれました。 式典には世界の65カ国以上からおよそ900名の科学者,政治家,産業界 代表,そして学生が参加しました。 開会に当たり松浦晃一郎ユネスコ事務局長から挨拶があり,「持続発展 可能な社会の実現にとって,健全な地球システムを維持するために地球 科学の果たす基本的な役割に焦点を当てること,それが今回のIYPEで あること」が強調されました。 続いて主催者の国際地質科学連合(IUGS)会長のZhang Hongren氏 およびIYPE議長のLarry Woodfork氏からの挨拶があり,タンザニア, ノールウェー,エジプト,イタリアそしてUNDPの代表から祝辞が述べ られ,式典の最後には「IYPEパリ宣言」が採択されました。「パリ宣 言」については本号で日本語訳を紹介していますのでご覧ください。 式典に引き続き,以下の3つのセッションについて記念シンポジウムが 開催されました。 セッション1 急激な人口増加と気候変動:バランスある地球システ ムへの挑戦 セッション2 地球の資源:それは脅威的なのか,それとも対応可能 なのか セッション3 ジオハザード:リスクを最小に,知識を最大に 詳しい内容は別途ウェブページに掲載していきますが,これらの討論で は,2050年の地球の姿はどうなっているか? 都市の成長に限界はあ るのか? 資源は本当に枯渇するのか? 災害の影響が少ない安全な社 会はどのように作るべきか? 産業や科学技術は持続的発展可能な経済 ・社会にどのように貢献できるのか? これらの課題が各国または国際 間の政策決定にどう活かされるべきか? などなどたくさんの興味深い 重要な課題が討論されました。 シンポジウム会場の外では各国の機関や学術団体がデモンストレーショ ンやポスターを出展し,にぎやかで活発な情報交換もされていました。 この記念式典に参加して感じたことは,地球についての最新の科学情報 が,市民,科学者・技術者,産業や行政など異なるセクターの間で正し く共有され,各セクターの間でスムーズに循環されることがいかに大切 であるか,新しい社会の実現はまさにこの情報循環にかかっていること を強く感じました。この情報循環を促進するために各セクターが主体的 に参画して役割を分担する仕掛けを築くことが,IYPEがねらっている 基本的な理念なのだと改めて考えさせられた式典となりました。 [参考] ユネスコのページ(改行を削除してください) → http://portal.unesco.org/en/ev.php-URL_ID= 41785&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html ┌─────────────────────────────── │【2】開催式典で宣言採択 └─── 国連年2008を祝し,ユネスコ本部で開催されたIYPE Global Launch Eventで,IYPEに係わる宣言が発表されました。詳しくは下記サイトで (英文とともに和訳暫定版も掲載しています)。 → http://www.gsj.jp/iype/at/iy/decIYPE.html ┌─────────────────────────────── │【3】日韓越で相互MOU └─── 日本,韓国,ベトナムのそれぞれの国内委員会(日本はIYPE日本)が, お互いにIYPE活動の情報交換を行うなどとするMOUを結びました。 ┌─────────────────────────────── │【4】I*Yシンポジウムの準備始まる └─── 地球科学関連の4つの国際年,eGY(国際デジタル地球年),IHY(国 際太陽系観測年),IPY(国際極年),そしてIYPEの国内委員会が共 同して開催するI*Yシンポジウムの準備が進行中です。詳しくは下記 サイトをご覧下さい。 → http://www.gsj.jp/iype/be/info2008.html#BE1110A → http://wdc2.kugi.kyoto-u.ac.jp/igy50/index.html ┌─────────────────────────────── │【5】3月の協賛イベント └─── 2008-03-11(火) 13:00〜17:15 第10回GSJシンポジウム「地質リスクとリスクマネージメント −地質 事象の認識における不確実性とその対応−」 場所:秋葉原ダイビル5Fカンファレンスフロア5B(東京都千代田区) 内容:地質調査ではボーリングの本数や各種調査の量は有限であり, そのため地質事象の認識における不確実性が存在し,様々なリスクの 要因となります。本シンポジウムでは,全地連の地質リスク海外調査 の成果と地質に関連するリスクマネージメントの現状を議論し,さら に地質リスク逓減に貢献する地質情報整備の意義を討論します。 → http://www.gsj.jp/Event/080311sympo/index.html 2008-03-18(火) 13:00〜16:30 第3回茨城大学・茨城県霞ヶ浦環境科学センター地域連携シンポジウ ム 茨城県の湖沼環境をめぐって -市民とともに考える霞ヶ浦の環 境の保全と利用- 場所:茨城県立図書館視聴覚ホール(茨城県水戸市) 内容:本シンポジウムをとおして,霞ヶ浦の環境の保全と利用を,産 官学および市民とともに推進する方策を作ることをめざします。 2008-03-19(水) 13:00〜17:30 第11回GSJシンポジウム「地下水のさらなる理解に向けて 〜産総研 のチャレンジ〜」 場所:秋葉原ダイビル5Fカンファレンスフロア5B(東京都千代田区) 内容:地球の水循環の一端を担う地下水は,従来の資源的側面に加え, 近年は環境因子として,また物質移動媒体としてその重要性が急速に 再認識されつつあります。さらに,地震発生・断層活動・火山活動等 の地質現象の正確な把握のためにもその理解が不可欠です。本シンポ ジウムでは,産総研の地下水研究に関する最新成果を紹介するととも に,「持続可能な社会の構築」「安全・安心な社会の構築」のために 担うべき役割と展望を議論します。 → http://www.gsj.jp/Event/080319sympo/index.html ┌─────────────────────────────── │【6】IYPE日本参加機関・団体の皆さまへのお願い └─── ◇機関・団体の行事等をIYPE協賛行事と銘打ち,その案内やポスターな どにIYPEのロゴを付けるなど「国際惑星地球年」をひろめて下さること をお願いします。 ◇さらに,新年度の討論会,雑誌編集,出版その他の行事等の企画に際 して,IYPEの理念を積極的に取り入れていただくことをお願いします。 たとえば公開討論会や講演会,論文特集号等において科学10テーマの いずれかと関連する形で企画して下さることをお願いします。 ◇上記行事等の情報の連絡をお願いします。ウェブサイトに掲載すると ともに日本のIYPE活動として報告します。 ◇機関・団体の雑誌や広報誌,ニュースレター,あるいはポスターなど に期間中(2007-2009)ロゴを付けて頂くことをお願いします。 ◇機関・団体のホームページなどにロゴを掲載して下さい。IYPE日本に 参加している旨の記載やwww.gsj.jp/iype/へのリンクもお願いしま す。 なお,参加機関・団体について ◇IYPE日本の用意するポスターやパンフレットなどに機関・団体名を 掲載します。もちろん,ウェブサイトにも表示します。 ◇IYPE日本が主催する行事等で可能な限り機関・団体名を紹介します。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇IYPE日本Newsletterは,国際惑星地球年に関する内外の最新情報を 要約して国際惑星地球年日本の会員の皆様へ提供します。 ◇皆様からの掲載情報の提供を歓迎いたします。また,皆様からのご意 見やご要望なども歓迎いたします。 編集・発行─────────────────────────── 国際惑星地球年日本 事務局 産総研 地質調査総合センター内 〒305-8567 茨城県つくば市東1-1-1 中央第7 T: 029-861-3687 /F: 029-861-3672 /E: iype-sec@gsj.jp http://www.gsj.jp/iype/ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


