国際惑星地球年とは
国際惑星地球年は,地球の過去・現在・未来を研究する科学者達の国際組織である国際地質科学連合
(IUGS)とユネスコ
とが共同でとりくむ国際的プログラムです。
2005年の第60回国連総会は2008年を国際惑星地球年としました。
国連に参加する191もの国や地域が,そして地球上に住む人々が,
地球と人類の持続可能な未来のためには地球科学の知識と技術が欠かせないことを広く知り,
それを積極的に活用するためにです。
2004年の津波のような自然災害は地球の持っている信じられない力を私たちに見せつけます。 しかし,私たちは地球科学の知識を効果的に用いることで,命を救い,財産を守ることができます。 その知識はまた, 世界の人口増加による地球資源の需要拡大を持続可能な方法でまかなうことができるのです。
国際惑星地球年は「社会のための地球科学」を標語として, 国連による国際惑星地球年2008を中心とする2007年から2009の3ヶ年を惑星地球の3ヶ年として, 様々な活動に取り組みます。 そのために,国際地質科学連合とユネスコを中心に,12もの国際的団体の協力により非営利法人「国際惑星地球年」 (略称IYPE法人)が設立されました。
国際惑星地球年活動の大きな柱はアウトリーチプログラムとサイエンスプログラです。 地球科学が,どのようにして社会的課題の解決を可能とするか, また人々がどのようにしてそれをよく知り,親しむことができるか, 解決の可能性・潜在性と認知の波及性にむけて取り組むプログラムです。 プログラムが真に社会の力になるためには,国連に結集した国や地域が, それぞれのレベルでプログラムに取り組む必要があります。 そのために,多くの国々で国内委員会が組織されつつあります。

上の図は,2006年4月時点での各国の国内委員会の設置状況です。日本でも学術会議
地球惑星科学委員会国際対応分科会の下にIYPE小委員会が組織され,日本IYPE国内委員会として,
関連学協会や団体・機関,産業界などとともに「社会のための地球科学」を掲げて活動します。
連絡先
国際惑星地球年(IYPE)日本 事務局〒305-8567 つくば市東1-1-1 中央第7
(独)産業技術総合研究所
地質調査総合センター内
2006.10.31現在の国内委員会設置状況: オーストラリア,アルバニア,オーストリア,ブラジル,ブルガリア,カナダ,チェコ,エストニア,フランス, ドイツ,インド,イラク,アイルランド,イタリー,日本,リトアニア,マレーシア,メキシコ,モンゴル, ナミビア,ニュージーランド,ペルー,ポーランド,ルーマニア,スペイン,スウェーデン,スイス,タンザニア, イギリス。

