2003/7/29 三宅島ヘリ観測報告   川邉禎久


海上保安庁羽田基地より,わかわし(MH806)にて.
同乗者は,日大大野さん,気象庁中堀さん,飯野さん.
羽田発13:13,COSPEC観測開始14:10,COSPEC終了14:43,三宅島発15:04,
羽田着16:15.

天候の回復を待ったため,予定より3時間遅れで出発.大島と三宅島の間に
弱い前線があり,雨が降っていた.それを抜けて三宅島へ.

山頂部には雲がかかり,時々カルデラ縁が見え隠れするが,内部の観察は
不可能.噴煙の様子もわからなかった.南風に流されて,火山ガスは北へ.
スオウ穴付近から明治噴火の火口列に沿うように流れ下っていた.SO2の
ピーク(COSPEC)はきれいに出ていた.


(ハイパーテキスト化と簡素化=宮城磯治)