新北池の変化

2002年1月18日と1月30日の新北池の変化を示す.

11月末から12月はじめに,スオウ穴西のカルデラ北壁が崩れ,2000年9月から存在した
カルデラ底北部の池(北池)が埋没した.その後12月半ばにそれより東側に新たに池が生じている.
この池を新北池と仮称する.(北東池と呼んでいる報告もある)

カルデラ底の池は,降水量などの影響を受け水位が変化するほか,崩壊物により埋積される
こともあるため,見かけが変化する.ここでは1月18日と30日の新北池を比較し,その変化を見てみる.

1月18日,北東側スオウ穴上空から(クリックすると大きな画像になります)

1月30日北側上空から(クリックすると大きな画像になります)

数字,アルファベットはそれぞれ対比できる岩塊,地形を示す.
新たな堆積物は,小さなデルタを除きほとんどなく,主に水位変化で池の大きさが決まっている
ことがわかる.